2016年4月27日水曜日

牡丹 ( Peony『牡丹』 is a national flower of China. )

庭に植えられている「牡丹」の花が咲いた。本当に大きくて豪華な花だ。調べてみると元々は中国の花であるらしい。

赤い色の花が最高とされていて、種子から育てると同じ色にならないために接木で増やされたので 牡の木(植物)とみなされ、牡(おす)丹(赤色)から牡丹という名前になったらしい。

先日美術館に行って、牡丹の花と猫を描いた日本画を見た際に、その絵のタイトルから「牡丹」のことを「富貴花」とも呼ぶことも知った。明日は雨らしい。残念ながら散ってしまいそうだな。

2016年4月24日日曜日

のこぎり3話 Ⅲ( Stories about saw  Chapter3)

柄のついた金鋸を作って手にしながら、同じような鋸があることを思い出した。物置の道具箱を開けて、探していた鋸を見つけた。錆びて埃だらけになっていた。この鋸は私がまだ小学生の頃に、父親が「この鋸はオモチャじゃなくて本物だから・・・。」と言って私にくれたものだ。(ひょっとしたら母親が言ったことかもしれない)

今では考えられないが、昔はノコギリ屋さんがあったのだ。ノコギリを売ったり鋸の刃を研いで生計を立てていたのだ。(ノコギリの刃を研ぐことを「目立てをする」と表現していたね。)そのノコギリ屋さんで買ったものだ。それからもう50年以上このノコギリは使いもしないのに捨てることなく道具箱に眠っていたのだ。

私は隣のUさんに「柄だけでも使って何か他の物を作ることが出来ないか?」と相談すると「目立てをして使えるようにしたらいいよ。」とあっさりと言われた。「目立てをする」というのはかなり専門的な仕事だというイメージがあるので、恐る恐る聞いてみると「できるよ~!!」と簡単に言われてしまった。お願いして「目立て」の仕方を教えてもらいながらこのノコギリをリリフレッシュすることにした。
Uさんのアドバイスで「目立て」をし、紙やすりで錆び取り・・・・・下の写真のようになった。さっそく近くの木を切ってみたが・・・・よく切れる!!!!!

2016年4月23日土曜日

のこぎり3話 Ⅱ( Stories about saw  Chapter2)

前回作った時に、金鋸を半分に切って・・と書いたのだが、半分になった金鋸を使ってカッターを使った携帯用の金鋸を作ったわけだから、残りの半分がある。

どうしたらいいのかな??と考えていたのだが、物置にあった木を使って小さな金鋸を作ることにした。(下の写真)

木を半分にして、刃が入るように木を彫り、金鋸を挟んでビスで止めた。出来上がって喜んで、隣のU氏に見せると「刃の元の部分は動かないように針金を巻くといいよ。」と教えて下さった。針金の回る部分に溝を作って針金を巻いた。手に馴染むようにナイフで削って完成した。道具って見てると使ってみたくなるね。

2016年4月22日金曜日

のこぎり3話 Ⅰ( Stories about saw  Chapter 1 )

このところ金鋸(金属切断用のノコギリ)を使って色々なことをしている。話の発端は、金属製の土入れを修理した時に使った木ねじが反対側に飛び出てしまい、危険なので尖っている所を金鋸(金属用のノコギリ)で切ろうとしたのだが、切ろうとする箇所に入らない。そこで、金鋸を(正確に言うと換え刃用の金鋸→下の写真)用意して、木ねじを切ろうとした。



でも長すぎてうまくいかないので、困ってネットを調べたら、金鋸をカッターの刃と入れ替えて道具を作る方法を見つけて、さっそく真似をして作ってみた。

まず、金鋸を半分に切る。(というより折る感じ。)ペンチで真ん中を持って針金を曲げるような要領で曲げたら、簡単に折ることができる。)
切ったら、金鋸には穴が空いているので、それをカッターの穴に入れれば完成だ。このカッター式の金鋸は、カッターと同じように、使わない時には刃をしまっておくことが出来るのでとても安全だ。また小さな所にも入れて仕事をすることもできる。



   

2016年4月19日火曜日

雑草の話 ( nice guy )

前回、雑草の話をアップしながら以前御一緒した用務員さんのGさんを思い出した。

雑草がはびこるこの時期、用務員さんは学校のあちこちの雑草取りに忙しい・・・。ある時に雑草取りをしているGさんのそばに座ってよもやま話をしていた。(私は用務員さんと仲良しになることが多かった(笑)
「Gさん、除草剤とか使わないの?」と質問しながら、実は除草剤を使ったら能率的なのに・・・・。」と私は伝えたかったのだ。Gさんは「俺は難しい話は分らネェ・・・。だけど、子供たちの身体に除草剤はよくねぇ・・・・ような気がする。」と私に言ったのだった。私は頭を殴られたような気がしたものだった。Gさんは現役で癌を患い・・・・なくなってしまった。

今日、たまたま入ったうどんのお店の駐車場、店員がうどんのゆで汁を雑草に掛けて除草していた。雑草はさぞかし熱いだろうね!!!

2016年4月17日日曜日

スギナの根っこ ( The roots of weeds )

雑草の中で「厄介な雑草」と言ったら「スギナ」をあげる人が多いのではないだろうか?何と言っても、根が長くて抜こうとしても途中で切れてしまうから、しばらくするとまた生えてきてしまう。だから「スギナ」はなかなか絶滅させることが出来ない。昨日、畑で「スギナ」をスコップで根っこを彫り上げていたら、ずっとつながっている「スギナ」全体を掘りあげることができた。


横につながっている根っこから「スギナ」が出ている。この一本一本が地上に出てくるのだ。だから抜こうとしても黄色の矢印の所からプツンと切れてしまい、根っこの本線の部分が地中に残ってしまい、また「スギナ」が生えてきてしまうのだ。
調べてみたらやっぱり、「スギナ」で悩んでいる人は多く「ラウンドアップ」という除草剤で、根っこも枯らすことが出来たという報告が多い。「ラウンドアップ」は作物を作るのにも影響がないらしい。

作物に影響ない場所の「スギナ」なら、箪笥などに入れる「乾燥剤」(個体の薬品が湿気を吸って液状になる製品)が液体になって廃棄するときに「スギナ」に散布すると枯れてしまう。私は畑以外の場所の除草はこの方法で行っている。

2016年4月13日水曜日

庭の改造Ⅱ ( I got a big stone. )

庭の仕事をしていると、お迎えのKさんが「お庭を直しているの??」と言いながら入ってきた。音が聞こえるわけがないのに・・・・好きな人は気配で分かるのかな???

Kさんはとても庭いじりの好きな方で、好きなだけでなく造園にも長けていて、自宅の日本庭園をほとんど自分で造った方だ。また、自作で水琴窟(すいきんくつ)まで作ってしまうスーパーマンだ。
(水琴窟→手水 (ちょうず) 鉢の排水口の地下に水瓶を伏せて埋め、水瓶の中にたまった水に,手水からの水の滴が落ちて,琴のようなきれいな音が聞こえ仕組みのこと)

そのKさん、しばらく私の仕事を見ていたのだが・・・・・翌日「庭石が一つ足りねぇと思う。」と言って大きな石を抱えて持ってきてくれた。「この石は四国の石だが、富士山みたいな形が取り柄だ。」と・・・・・。私の家の庭には勿体ない石だが、有り難く頂くことにした。


黄色の矢印の石が頂いた「富士山石」だ。半分くらい埋まっているので実際はもっと大きい。蒼い色が雨に当たるととてもきれいだ。

2016年4月11日月曜日

庭の改造 ( I am exterior designer. )

このところ毎日少しずつ庭をいじっている。2週間以上になる。縁側を広くしてバルコニーを作ろうとしているのだ。そのために庭を広くする必要があるからだ。上の写真が工事中、下の写真が工事が終わったところだ。庭の植え込みの面積は半分くらいになった。同じ土をいじる仕事でも、野菜を作るのを違って体の心が疲れる感じがする。でもこうしてだんだんと完成してくると野菜を作るのとは違う喜びがある。

2016年4月8日金曜日

誕生日 ( It is Buddha's birthday today )

先週の日曜日、先月欠席した「写経会」に参加した(と言ってもまだ2回目)。写経会は「写経」「法話」「お茶会」の順で行われるのだが、法話では「4月の8日は「仏陀」の誕生日です。伝説によると、仏陀は生まれた途端、七歩歩いて右手で天を指し、左手で地を指して『天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ・ゆいがどくそん)』と話したと伝えられています。天上天下唯我独尊という言葉を、「唯我独尊」はこの世に自分より優れたものなどないという思い上がりの意味で使ったり、誤解されたりしていますが、この『我』と言う言葉は「私」ではなく「私達」と言う意味であり、この世に個として存在する「我」より尊い存在はないということ、 人間の尊厳をあらわしている言葉なのです。」と言うような内容の法話であった。今流の言葉でいうと「ONLY ONE」かな??

ところで、しくじって何かをダメにしてしまうことを「おシャカになる」という言い方をするのだが、これは江戸の職人が火が強すぎて失敗した時に「火が強かった」→「ヒガツヨカッタ。」が江戸の職人なので「ヒ」を「シ」と発音してしまい(江戸っ子は『ヒ』が発音できない)「シガツヨカッタ。」→「シガツヨウカダ。」となったらしい。

聞いたことや書籍からの知識だけでブログをアップする後ろめたい気持ちもあるのだが、4月8日にあっぷしたいので・・・・・・。

2016年4月7日木曜日

整理箱 ( I am a carpenter. )

裏庭のベランダの所にリンゴ箱に入った物入れがあり、リンゴ箱を買った頃は、新しいリンゴ箱がとてもいい感じだったのだが・・・・・だんだんと古くなってきて、やるせな~い感じになってしまった。

そこで、リンゴ箱を撤去して(後でペンキを塗って使い道は考えることにして)代わりに階段状の箱を作って中身を入れ直そう・・・・と言うのが一応私の計画だったのだが。


材料となる材木の幅が狭く計画通りには完成しなかった。でも何とかきれいになった。

2016年4月4日月曜日

咲いた咲いた ( Tulip flowers bloomed. )

去年の秋に「親戚の子供の入園祝いにチューリップの花をプレゼントすることを思いたってプランターに球根を植えた。ところが暖冬で入園を待たずに開花を迎えてしまい、急いでチューリップのお花をプランターごと届けた。






写真は、自宅用に植えたプランターなのだが、花茎が十分に伸びないまま開花してしまっている。それでも色々な色が混じってきれいだ。チューリップの歌(^^♪ではないが・・・・どの花見てもきれいなのである。(ジョロで水をかけながら『チューリップの歌』を口ずさんでいたら「ならんだならんだ赤・青・黄色」と歌ってしまっていた。(笑)正しくは以下の通りなのだそうだ。

1番
さいた さいた チューリップのはなが ならんだ ならんだ
あか しろ きいろ どのはな みても きれいだな

2番
ゆれる ゆれる チューリップのはなが かぜにゆれて
にこにこわらう どのはな みてもかわいいな

3番
かぜに ゆれる チューリップのはなに とぶよ とぶよ
ちょうちょが とぶよ ちょうちょと はなと あそんでる

ちなみにチューリップの花言葉は「優しさ」なのだそうだ。

2016年4月2日土曜日

猥褻物後日譚 

偶然なのだが、私のブログを読んでくれている2人から「2月9日にブログにアップした「猥褻物展示」はどうなったのか??」という問い合わせがメールで来た。一人の人からは「ちゃんと種を取っておいたのか?」と言うこともメールに書かれていた。
確かめてみたら、2月9日に「猥褻物展示」というタイトルでアップしたポピーの蕾は2月13日に開花して「ポピーの花」というタイトルでブログにアップされていた。同じ花のことを書いているのだからタイトルを同じにするとか、共通の言葉を入れるなど工夫をしたら良かったのに・・・・と反省をした。

そこで今回はせっかくなので、一緒に掲載してみた。確かに珍しい。この個体の種を取るのを忘れてしまったのがとても残念だ。
もし採集した種が必ず同じような蕾と花を咲かせるのであれば、私が命名して(とっておきの名前が用意してある!!)売り出すことができたのになぁ~

2016年4月1日金曜日

肥後すみれ ( Finally I was able to find it. )

3月21日のブログに「ゆすら梅」が開花した、という記事をアップした。その時に気になっていたことがあった。それは「ゆすら梅」の木をいただいた時に、その鉢の中に一緒に紛れてきた「肥後すみれ」という花が最近我が家の庭に見られなくなったという事だ。

「この花は『肥後すみれ』」と言って種がこぼれて次の年にも楽しむことが出来るのよ・・。」と、ゆすら梅を私に下さったYさんのお義母さんが教えてくださったのだった。それから毎年楽しんでいたし、しばらくの間は株がたくさんに増えたので、近所の人とか知り合いの人にも分けて差し上げていたのだった。そう言えば最近見てないのだ・・・。

ところが、先ほどようやく庭石の間に見つけた。まだまだ小さいけれど、これから大事に育ててまたお庭にいっぱい白い花を咲かせたい。