世界文化遺産の登録問題で、候補の名称が「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」から「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に変更するのだという報道があった。報道の中身はともかく「潜伏キリシタン」という言葉が慣れなくて・・・・・・確か私が歴史を習った頃は「隠れキリシタン」という名称で教えてもらった記憶がある。
ネットで調べてみると、そもそも「隠れキリシタン」と「潜伏キリシタン」では定義が違うようだが・・・・・。
隠れキリシタンについては、私が中学校の頃のこんな思い出がある。4月に浅間神社で行われる大きなお祭りの日、中学生だった私は、客の誰もいない「骨董店」に入った。店主が「学生さん。骨董に興味があるの?」と聞くので、「興味がない!!」と答えるのも申し訳なく・・・・何となく頷いたら、色々な物を見せてくれた。
その中に隠れキリシタンの仏像があり、(上の写真は当時私が見せてもらった物と同じような物をネットで見つけた。)表から見ると仏像に見えるが、裏側に十字が切ってある物だった。店主は「これは隠れキリシタンの物だというのだけど・・・・。」「骨董には、手の込んだものが多いから、この手のちょっとひねってある物は難しいんだよ。」「だけど、これが本物だったら結構な価値のあるものなんだよ。」などと説明してくれた。懐かしい思い出だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿