重さの単位1キログラムの定義が変更になったというニュースが新聞やテレビで話題になっている。以前、私は夏休みに子供とメートル法の事について調べたことがあったのでとても興味を持ってニュースを聞いた。
確か、一度ブログに書いたことがあったのだが・・・・・、メートル法は当時のフランス革命政府が実施したもので、長さの元となる1メートルを地球の子午線の4000万分の1とし、水が摂氏4度の最大密度の時の1㎤の質量を1グラムと定めた物である。
このとき、メートル法を定める委員会が紛糾し、最後まで地球の子午線の4000万分の1とするのか?振り子で一秒となる紐の長さを1メートルとするのかが決まらなかった。そして最後には委員長が「このメートル法はこれから世界に広めていくのだ。だからあえて困難な方法である『地球の子午線』にする」と決めたのだそうだ。私は子供とこの没となったアイデア(振り子の一秒となる長さを1メートルとする。)の1メートルってどれくらいの長さなのかを調べたのだった。確か・・・・99.9・・・・と今の1メートルよりほんの少し短いけれど近い値だったと記憶している。
だから幻となってしまった方の1メートルが採用されていたら、100メートルの世界記録も、マラソンの世界記録も今よりも良い記録になっていたはずなのだ。
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