
この中で、「対局数」のタイトルは分かりにくいかもしれないが、将棋の対局はトーナメント方式のものもあるので、勝ち残らなければ対局数が増えない。だからこのタイトルはとても誇らしいタイトルなのだ。
私の覚えている記録は米長邦雄(よねなが)棋士の88対局の記録で、茶目っ気のある米長さんは、自分の苗字の「米長」の「米」にこだわって、87対局で年度終了となりそうなので、対局相手にお願いして対局日を変更して88局にしたのだった。もう亡くなってしまったが、NHKの将棋放送では対局よりも解説が楽しかった。「兄は頭が悪いので3人とも東大に行きましたが、私が一番頭がいいので棋士になった。」とか「先生と呼ばれるうちはまだまだで、野球の王選手が「ワンチャン」と呼ばれるように私も「ちゃん」で呼ばれたい。」など・・・・切れ味の鋭いジョークが得意だった。(写真は米長邦雄氏の対局姿)
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