近所の子供たちが(高校生も)家の周りで遊んでいて、冬休みになっていることを実感する。唐突に思い出したのであるが、私が通ったH高校は、冬休みの宿題は無いが、冬休み明けにテストをするのだという非人間的な宿題を出す高校だった。ある年の冬休みは英単語のプリントを配布して「このプリントの中の英単語から出題するから、このプリントを完璧に覚えておけば満点だ!!!」などと担任は言うのだった。
私が高校2年生との時の冬休みの宿題でないような『宿題』は「百人一首」であった。
根が気の小さい私はとにかく覚えたらいいんでしょ!!と百人一首カルタを購入して、一生懸命に覚えたのだった。
3学期が始まりテスト、大した点数ではないのにその時は「男クラス」で男子だけのクラスだったのでいい加減な奴ばかりで、テストの点数上位者にクラスでなってしまい、クラス対抗「百人一首カルタ大会」に出場のはめになってしまったのだった。私とペアを組んだY君も「百人一首カルタ」などは経験したこともなく、下の句を2回詠まれても探せないような実力だった。勿論一回戦で大敗。男クラスは応援をしてくれる友達もなくY君と「最悪だったなぁ~」などと、担任や古典の先生の悪口を言いながら、自転車で帰宅した私たちであった。
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