2013年9月12日木曜日

幼虫がサナギになった (The Ugly Duckling)


昨日、畑でアゲハチョウの幼虫が棒に掴まって糸を出し、自分の身体を固定してサナギになろうとしているのを見つけた。今朝、早速その棒を見に行ったら、見事にサナギになっていた。
「醜いアヒルの子」ではないけれど、こんな姿のサナギからあの綺麗なアゲハチョウがうまれてくるとは本当に信じられない。
サナギになったアゲハチョウの幼虫
昨日、私が見つけた時には、まだ幼虫の形をしていて緑色のままだったのだが、今日はもう保護色になっていて木の一部のようだ。この幼虫はおそらく、畑に栽培しているニンジンの葉を食べていたのだと思う。

なぜか、どんな場所で育っていても(ミカンの木などの柑橘系の植物で育った場合も)、サナギになる時には木ではサナギにならずに、近くの棒や建物の壁などでサナギになる場合が多い。昔から不思議で仕方がないが、未だに何故なのか分からない。

何故なのかは分からないが、幼虫がサナギになる場所を探して歩き回る間に糞をしたりエネルギーを消費したりして、結果として、体重を大幅に減らすことになる。チョウになると空を飛び回るわけだから、重さを軽くしたいわけで、そのためには歩き回り、サナギになる場所を探すことは必要なことだと言うことはできる。


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