2014年9月11日木曜日

リス ( I took a picture of the squirrel. )


横浜の知り合いの家に一泊したその朝の事。「フ」とも「ホ」ともつかないようなあるいは「フ」と「ホ」の混じったような声で「フッ フッ フー」「フッ フッ フー」と鳴いている声がした。私は生まれてからこんな声は聞いたことがないので、外に出てみると電線を見上げている親子や登校途中の子供たちがいる。視線の先を見ると電線に「リス」がいる。リスは電線を伝わって歩くことができるのだ。また電柱の下には猫がいて、どうやらこのリスが下りてきたら朝食にするつもりらしい。それで下に降りることができないリスが警戒音で「フッ フッ フー」「フッ フッ フー」と鳴いていたらしい。家に戻って調べてみると「鎌倉」や「町田」などには野生化した「タイワンリス」が生息しているようだ。

ところで、私は小学生の頃に「リス」を飼い損ねたことがあった。話の顛末はこうだ。知り合いの上級生の友達が「リス」をくれるという!!!私は嬉しくて貰ってきた。毛色はクリーム色でリスより薄い感じがした。またよく見ると(貰って来る時に気付くべきだが)尻尾がない。というより小さい。確かめにいくと「これから尻尾は長くなるし、色だって濃くなる。」という返事。楽しみに飼っていたのだが・・・・・。ある日、近所のペットショップに行くと、家で飼っている「リス」と同じ動物が「ハムスター」という名前で売られていた。恐る恐る「これは大きくなるとリスになりますか?」と聞くと「ハムスターはハムスターだよ。」とつれない返事。私は、上級生の友達の家に行って抗議すると「そんなら持って来いよ。」と返却ように言われた。勿論返すつもりだったけど
次の日の朝になったら、「リス・ハムスター」が脱走してしまい、返すことが出来なくなってしまった。まさか逃げられたとはいえず「やっぱり飼うことにしたよ。」と伝えに行った。小さい頃の話だ。

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