桜の花が咲き誇っている。今日は風が強く、近くの小学校の桜はこのままだと入学式には散ってしまうのではないか?と心配になる。
桜の花びらには左の絵のように、一枚一枚に切れ目が入って、その切れ目が(最近は駅が自動改札になってしまい、改札口で、駅員が切符にハサミを入れないから見たことがない人が多いと思うのだが・・・・)駅員がハサミで切った切符の切り口にそっくりなのだ。
そのことを詩にした詩人がいることを最近みつけた。
桜 杉山平一
毎日の仕事の疲れや悲しみから
救われるやう
日曜日みんなお花見に行く
やさしい風は汽車のやうにやつてきて
みんなの疲れた心を運んでは過ぎる
みんなが心に握つてゐる桃色の三等切符を
神様はしづかにお切りになる
ごらん はらはらと花びらが散る
この詩の大意(解釈)とは関係ないが、4月はみんな新しい切符を持って新しい学校や職場に散らばっていく。それぞれの場所に無事に行き着きますように、また行き先が居心地の良い場所でありますように!!
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