2015年4月11日土曜日

馬鈴薯の芽 ( I want to eat potatoes. )

畑のジャガイモがようやく発芽した。(上の写真)「ようやく」と表現するのには訳があって・・・。実は同じ畑を耕作している人たちのジャガイモは、もうずっと以前に発芽して、かなり大きくなっているのに、私の所のジャガイモだけ発芽していなかったからだ。原因ははっきりしている。私が種イモと植えるのが遅かったからだ。遅くに植えたのは理由があり、それはあまり早く植えると霜にやられてしまう・・と考えたからだった。
左の写真は霜の害にあったジャガイモの写真だ。霜にあたると葉が赤く変色してしまい、元の状態に戻るのに時間がかかる。だからベストの発芽時期は霜の害の心配がなくなる「桜が散った頃」なのだ。だから、もう少し早ければベストだったのだが・・・・・。今年は調べてみたら3月12日に種イモを植えた。だからもう少し早く植えたら良いということになる。もっとも畑を貸してくれているお爺さんは「なぁに・・・・霜にやられたってたくさん芽が出るんだから(どうせ「芽欠き」をして、芽を減らす位なんだから)良いんだよ」との御神託!!!確かにその通りだ!!!

さて私が今年植えたのはメイクイーン。ツルリとした長卵型で、皮がむきやすいと言われている。煮くずれしにくく、煮ものやシチュー、カレーライスなどの煮こみ料理に向いている品種だ。収穫が(食べるのが)今から楽しみだ。

ところで発芽と出芽、萌芽という言葉があり、誤解して使っているので正しておきたい。科学用語と社会的な用語には差があるのだ。(上のブログでも「発芽」と書いてあるところは本来「萌芽」と言うべきなのだが、社会的には「発芽」と言われることが多いのでそのようにした。)
 ・発芽とは種の皮を破って根が出てきた状態を言う。
 ・出芽とは種が成長し、地上に目や本葉が出てきた状態を言う。
 ・萌芽とは球根やイモなどの新芽が成長することを言う。
だから、私たちのよく使う「発芽」は科学的には「出芽」状態の事をさしていることになる。なんて小難しい事を言っても仕方ないよね!!出芽でも萌芽でも発芽でもジャガイモが早く食べた~い!!

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