庭にクリスマスローズが咲いている。写真のプロパティーを開いてみたらもう一ヶ月近く咲き続けていることが分かった。花が長い時期咲いてくれる、おまけに日影でも栽培できる。本当に素晴らしい!!先日、ある人から「何故、クリスマスに咲かないのに『クリスマスローズ』って言う名前なのか?」と質問され(勿論、私に正解を求めている雰囲気ではなかったのだが)私も気になったので、調べてみた。確かにクリスマスの時期に咲くわけでもなく、バラでもないのに「ローズ」って名前も変だ!!
(下の写真は庭に咲いたクリスマスローズ)
クリスマスローズはニゲルとい植物で、ヨーロッパで花の少ない冬の12月末 クリスマスの頃白い花を咲かせる。そこから名前が付いたという説もあるみたいだが、日本では2月から3月位に咲くことが多い。
キリストとクリスマスローズの伝説があり、その辺りから「クリスマスローズ」の名前が付いたという説もあるみたいだ。その伝説とは・・・・。
昔、イエス・キリストが誕生したときに、羊飼いたちと一緒にマデロンという少女が祝福に駆けた。贈り物に囲まれた赤ん坊のキリストを見て、貧しかったマデロンは自分には何も贈るものがないと泣き始めた。すると天使が舞い降り、地面に触れると、そこにクリスマスローズが現れたのだった。マデロンはそれを摘んでキリストに捧げたそうだ。
しかし、ネットには「要はネーミングで儲けようとする花業者が付けた名前だ」という意見も多い。確かに「ニゲル」というより「クリスマスローズ」って言った方が夢があるって言うか・・・買って咲かせてみたくなる名前ではある。他の業界でも名前を変えると思わぬ売れ行きになる事もあるらしく、例えば「モイスチャー ティッシュ」は「鼻セレブ」にしたら売れ行きが4倍に伸び、「缶煎茶」は「お~いお茶」にしたらその後20年間シェア1位の座を譲っていない。また防菌加工靴下の「フレッシュライフ」は「通勤快速」に変更したら10倍に売り上げを伸ばしたのだそうだ。なんて事を知り合いに話したら、アメリカでは売れなかった明太子を「Spicy caviar」「スパイシーキャビア」に名前を変えたら売れるようになったと言う話をしてくれた。
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