藤井聡太棋士が新記録となる29連勝を記録した。まったく29たらしいほど強い。(少し記事が遅いね・・・・・・・・アップすることを忘れていたのだ!!)
新記録となった増田康宏四段との将棋について加藤一二三氏は「藤井聡太棋士の完勝!」と言い、藤井聡太棋士は
「何とかくらいついて・・・・。」と感想を述べていた。感想戦(局後に棋士同士で感想を言い合うこと)は勝者の敗者に対する思いやりといった趣があり、「ここでこんな風にやられていたら・・・・」と相手の勝ち筋を話したり、相手の良い手をほめたりするのが通例なので、加藤一二三氏の言うように(100手未満の手数だったことも含めて)差のある将棋だったのかもしれない。(天才だけが分かるのかもしれない。)
翌日の新聞には、羽生善治三冠が「29連勝は歴史的な快挙です。結果も素晴らしいですが内容も伴っている点でもすごみがあります。この記録は時がたつにつれて重みを増してくるはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。ひのき舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています。」檜舞台とはタイトル戦のことを指しているのだろう。羽生善治氏くらいになると、やがて自分の前に立ちふさがる相手はこの男なのだとわかるんだろうね。
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