ポピー(正確にはアイスランドポピー)の種をまいたのは9月の中旬だったと記憶している。ポピーと言うのはケシの仲間で、けしつぶ(芥子粒)と言う言葉が、きわめて小さいもののたとえで、「細かい細かい面相筆で芥子粒のものを描く仕事をしなければならない・・・・・」と言った風に使われることからも分かるように、ポピーの種は本当に埃みたいに小さく細かい種なのだ。だから普通の土に種をまいても発芽することはなく、専門の培地に種まきをする。
先日ようやく発芽して、大きくなりつつあるのだが、発芽した物を一本一本園芸用のポットに植え変えなければならないのだが、その仕事が結構厄介なのだ。また植え替えても水かけなどをかなり注意しながら行わないと、土に埋まったり流れてしまったりする。
でもこのポピーの苗は、こんな面倒があるからだと思うのだが、園芸店に並ぶことはない。今年は今の所生育状況がよくて50本ほどの苗が出来そうだ。
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