2019年6月30日日曜日

おしべとめしべ (The male part of a flower and female part of flower )

スイカの雄花と雌花を見つけた。上の写真が雌花で下の写真が雄花だ。キュウリもゴーヤにも雄花と雌花が付いた。多くの場合、雌花の根元には小さな実が出来ているから見分けるのも容易だ。

植物は一つの花におしべとめしべがある物(両性花)とスイカやキュウリのように雄花と雌花に分かれる物(両性異花)、そして雄の木と雌の木に分かれて雄花と雌花が出来る物(両性異株⇒身近な植物ではイチョウやキウイなどが有名だ。)なぜこんな風になっているのだろう?雄花、雌花。雄の木、雌の木に分かれている物は自家受粉をさけて、他の個体の遺伝子を取り込み色々な環境の変化の備えていると考えると説明が付く。
自家受粉すれば簡単なことを、わざわざ違う花を作り昆虫に往復させるために工夫を凝らし・・・大変な労力を費やしているのだ。
おしべとめしべが一つの花にある場合も、おしべとめしべの成熟する時期をずらすなどして自家受粉しない工夫をしている植物の方が多いらしい。

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