「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」 俵万智さんが、彼氏からサラダの味をほめられた日をサラダ記念日としたなら、2月20日は私にとって、一昨年転んで肘を脱臼した「脱臼記念日」だ。転んだ瞬間については何も覚えてないが(つまり「おっとっとと・・・」というような転び方ではなかったんだなぁ)転んだ後に、受け身で付いた左手が、肘の部分から信じられないような方向に曲がってしまっていて、その時のことが今でも映像のように頭に残っていて思い出すと気分が悪くなる。当日は日曜日だったので、救急の病院(市立病院)に自家用車行ったのだが、救急車で運ばれてきた患者が優先的に診察を受けるので(救急を要する順に診察する・・・・その事は良いことだと思うが・・・・)後回しにされ、ようやく診てもらえた時には、それまで痺れていた肘がかなり痛くなってきていた。レントゲン写真を撮ると全く見事に骨が外れていた。「見事な脱臼ですな。」とFドクターはおっしゃり「これだけ外れているのだからかなりの圧がかかったはずで、骨折せずに外れたのは骨が丈夫だったからですよ。」とほめられているようなけなされているような・・・・妙な気分だった。Fドクターに頼んだらコピーをしてくださり、それが左の写真である。脱臼の診断がくだると、Fドクターと一緒にレントゲン室に移動し、看護士が上腕部を固定して(私が痛さのために動くことがないように)Fドクターがレントゲン画像を見ながら、手首の辺りを引っ張ってはめてくれた。リハビリも含めると1年間位かかって治った。2月20日は私の脱臼記念日・・・。
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