2013年2月10日日曜日

馬鈴薯とゴッホ

節分が過ぎたので、借りている畑に「ジャガ芋」を植え付けた。節分を過ぎたから・・・・と言うよりも、畑を貸してくれているお爺さんがジャガ芋を植えているのを見て「あ~やんなきゃ・・・。」と思ったと言った方が正しい。何年も畑を借りているのに、未だにお爺さんのやることを見てその後に続く。 お爺さんは「ジャガ芋」と言わずに「馬鈴薯」と言う。だからお爺さんと私の会話は「馬鈴薯」と「ジャガ芋」をいう同じ物を違う表現でやり取りをすることになる。お爺さんに「なぜジャガ芋って言わないの?」と聞いたところ「昔っからそうだからなぁ」とのこと。馬鈴薯は、馬の首にかける「鈴」が芋の形とよく似ていることからそう呼ばれることになったようだ。(上の写真が「馬鈴」・・・・確かにジャガ芋と似ている) 「馬鈴薯」と聞くと昔美術の教科書に載っていたゴッホの「馬鈴薯を食べる人たち」の絵を思い出す。美術の先生は「ゴッホはこんな所にも『美』を見つけだした」といった様なことを説明してくれたような気がする。あるいは「ゴッホは農民の味方だった」と言ったような気もする。いずれにしても我が家の畑の「ジャガ芋」は梅雨に入る少し前に収穫できるはずだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿