2013年3月24日日曜日

人慣れ鳥 (bird which is not afraid of people)


ハワイで見かける派手な小鳥  (名前は知らない)
前々々回のブログ「小鳥とヒトの距離」では、ハワイに行ったら人の側に小鳥が来て驚いた。と言うような記事を書いた。我が家では読売新聞をとっているのだが、今朝の「編集手帳」の記事によると・・・・・・。以下のカギ括弧の中がその記事。


「喜んでいるのは、花見客ばかりではないらしい。桜が満開になった東京・上野公園には”人慣れスズメ”なるものが現れ、人様のそばをチュンチュンと跳ね回っている◆たらふく御馳走のおこぼれにあずかれる年に一度のお祭りなのだろう。人の手に乗って、エサをついばむ愛想良しもいる。ひと昔前なら、文鳥かオウムにしかできなかった芸当ではなかろうか。鳥類学者らによると、日本の都市部であまねく進む現象だという◆スズメは本来、人嫌いである。気配を察するや一目散に逃げ出すその習性は、稲を食い荒らす害鳥として、人に追われた記憶を遺伝子が受け継ぐためとされている◆・・・」


何もハワイに限ったことではないらしい。(我が家の側は都市部ではないらしく、そんな様子はまだ見られないが・・・・)思い出したことが二つある。

一つ目は、山奥の職場にいた時のこと。スズメやツバメは確かに人嫌いであり、人の気配を察すると一目散に逃げ出すが、山奥の村人が居なくなり、村が廃村のようになると、スズメもツバメの同時にいなくなってしまう、そんな景色を見たことがあった。人嫌いではあるがヒトに頼って生きている部分があるようだ。

二つ目は「大体がね、鳥が来て困った、困った・・・・・・って人間がだらしないんだよ。鳥が来た。チャンスだ。捕まえて食べられるぞ。こう人間が思うようになれば、鳥も怖がって近くに来なくなるんだよ。」と言った同僚がいた。名誉のためにSさんということにしておく。

0 件のコメント:

コメントを投稿