2013年3月3日日曜日

season when insects come out from the earth(啓蟄)

畑で見つけた虫(なんて名前だろう・・・・)
改めて「啓蟄」を辞典で調べてみる。書き写しでは申し訳ないので、まとめてみると・・・・・(まとめない方が分かりやすいかな・・・・・・笑・・・)
 
 一年を春夏秋冬ではなく、もっと細かく、24の季節に分ける。地球の1周(地球は球形なので360度)を24に分けると15度になる。春分の日(昼の長さと夜の長さが同じ)を起点として、360度を15度ずつ分けて、季節を示す規準としたのが「二十四節気」であり、この季節になると雪が雨になる頃だ→「雨水」この季節になるとよく雨が降り、穀物のために良い→「穀雨」と言うように名前を付けている。そして3月上旬のこの季節になると、「春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのことから「啓蟄」の名がある。3月6日位から春分の前日までを「啓蟄」という。

ところで、どうやって動物は(昆虫は)春を感じるのだろう。最近読んだ日高敏隆「セミたちと温暖化」のなかに、「春の計算」があったので紹介したい。


昆虫の春が来たかどうかを、暖かさで知る。冬が終わって少し筒気温が高くなってくる頃を虫たちはキャッチし、それを足していく。といっても気温そのものを足すのではなく、それぞれの種の虫にはそれぞれ発育限界温度があり、たとえばある種では7度である。7度のこの虫はその日に気温から7度を引いた温度を1日分ずつ足していく。だから8度の日が2日あったら「2日度」である。こうして温度の総計がある一定の値に達すると卵からかえったりさなぎになったり親虫になったりする・・・・のだそうだ。わたしの「発育限界温度」はかなり高いみたいで、まだまだ春は来ない。

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