今年のプロ野球は、ソフトバンクがヤクルトを4勝1敗で破って、日本一となった。セントラルリーグのどのチームが(パシフィックリーグも・・・)立ち向かっても勝つことは出来そうにない強さだった。去年セントラルリーグの最下位だったヤクルトはリーグ優勝が目標だったのではないだろうか??一方のソフトバンクはリーグ優勝が目標ではなく、あくまでも日本一が目標でこの一年を戦ってきたのだろう。ずいぶん昔の話になるが、高校野球の「池田高校」が強かった頃、池田高校の「蔦監督」は決勝戦前に「ピッチャーの水野君が3連投になりますが・・・・?」と問われて「その練習はしてきています。」と答えたことがあった。甲子園に出ることが目標のチームと、甲子園で優勝することが目標のチームがあるんだな~と感心したことを思い出した。
さて、ヤクルトの山田哲人内野手は、今年3割、30本塁打、30盗塁を決めてシリーズでも活躍が期待されてた。第3戦で3ホーマーを放つなどの活躍をしたのだが、以前スポーツニュースに出た彼が、今年取り組んだトレーニング方法を紹介していて、とても驚いた。軽いバットで振る練習をしていたのだ。トレーニングの基本的な考え方は、負荷を与えた練習を積み、本番で負荷のない状態で力を発揮する・・・・と言う物ではないだろうか??山田選手は軽いバットでより早いスィングをしてその感覚を身につけるのだという。
「負荷を軽くして、軽い状態の動きを身につける。」山田選手が結果を出したのだから、これからこういう方法を多くの選手が使うようになるのではないかと思うし、他のスポーツでも使うことが出来る練習メソッドではないだろうか??
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