2017年3月30日木曜日

稀勢の里優勝 ( Kisenosato said " I never gave up.")

稀勢の里の優勝で幕を下ろした大相撲春場所。私は一昔前の「貴乃花」が武蔵丸を破って優勝して「鬼の形相」と言われた場所以来の感動を覚えた。今回は稀勢の里が優勝して「君が代」を歌ってる時に大粒の涙をこぼした場面が記憶に残った。怪我をおして出場して優勝!!本当に驚いた。でも貴乃花の時と違って取り組みの後の、君が代斉唱での涙の場面がきっと私の心にずっと残るだろうな!!と思っている。

きっと稀勢の里の偉業についてはこれからも語り継がれるだろう。またきっとたくさんの人がこのことはブログやツィッターに書き込むんだろうな・・・・と思いながら、どうしても書きたいと思ったことがあった。

それはその日の報道ステーションのメインキャスターをスポーツキャスターのやり取りだ。
「稀勢の里、凄かったですね。」
「そうです、照ノ富士も絶好調だったですからね!!」
敗れて優勝を逃した照ノ富士も怪我が再発し、大変な状況で相撲を取っていたのが事実だし、もしキャスターがそのことを知らなくっても「怪我をしている稀勢の里関を相手に相撲を取るのは、気持ちの上でも大変なことだったでしょうね。」とか・・・・・・・・・・、敗者に対する優しさって本当にスポーツには必要なことだと思う。

今高校野球が甲子園で行われているが、ラグビーのスコアに近い負け方をするチームもある。しかし解説者は必ず敗れたチームにも「このプレーは素晴らしかった、ここを鍛えてもう一度夏にこのチームを見てみたい。」と賛美を惜しまない。スポーツには勝ち負けだけでないこともあるのだ。

2017年3月27日月曜日

時計職人 ( I fixed the watch yesterday. )

デパートで時計職人によるセミナーとてんぷ組み立て体験の催しがあった。とても人気が高い「催し物」なのだが、知り合いの人に『忖度』してもらって(笑)参加することが出来た。

グランドセイコーの「雫石高級時計工房」の下田達也氏が時計の組み立てを実演して見せてくれたり、雫石にあるのグランドセイコーの工房での時計組み立ての様子を紹介してくれたりした。質問コーナーで私が「時計に組み込まれているねじはマイナスねじばかりのようだけれど・・・・。」と質問すると、プラスねじは、まずねじを作るのが容易でないこと(微小なねじだから)また、職人がねじを回すのに使うドライバーも作るのがプラスの形にするのが容易でないことから、今でもマイナスねじを使用しているとの答えだった。また、作業が容易になるようにネジに弱い磁力を帯びさせることも時計がくるってしまうから出来ないようだ。体験コーナーでは本物の時計に「てんぷ」を取り付ける作業を体験した。「てんぷ」というのは腕時計の「カチカチ」と言う音が出ている箇所で、時計を動かす心臓部だ。(上の写真、水色の円の中の部分がてんぷ)細いばねが付いた部品の芯棒を髪の毛ほどの穴に入れて小さなねじで止める作業なのだが・・・・・・、本当に途中「困っちまったな!!」と思うほど難しかった。でも「てんぷ」がつくと、生き物みたいに時計全体が動き出して感動した。器械時計は高くてなかなか手が出ないが、家にある器械時計を出してはめてみたくなった。

2017年3月25日土曜日

カエルの目覚め ( The frog woke up. )

 メダカの水槽にカエルが泳いでいるのを見つけた。冬眠から覚めて、初風呂ってところなのだろうか?すくい出して写真を撮った。でも動きがまだ鈍いように感じた。
冬になると生き物は活動を控えるようになる。そして多くの変温動物は冬眠をするようになる。調べてみると気温が10℃以下になってくると活動するのが難しくなり、冬眠をする動物が増えるようだ。大体11月頃から春先の3月、4月までなので大体4ヶ月位を冬眠して過ごすようだ。

さて私が山奥の職場に通っていた頃、毎年春のある日。本当に示し合わせたように「ある日」なのだ。冬眠をしていたヒキガエル(ガマガエルとも言う)が山から田圃のある方角に(お寺の池に多くのヒキガエルが産卵のために集まった。)一斉に動き出し、異動の途中に道路が通っているので、横切ろうとして車に轢かれているのをよく見かけた。本当に累々という表現がピッタリするくらい大量のカエルが車に轢かれて死んでいるのだ。子孫を残すために命を賭して移動をして、卵を産むわけなのだが、今でもあんなことが起こっているのかな??

2017年3月21日火曜日

モズのはやにえ ( I saw the bird in my garden. )

モズが畑でなくて私の家の庭に来た。ガラス越しにかくれて見ていると、咥えてきた物を枝に付けている様子が見られた。(モズのはやにえだ!!!)驚かせるといけないのでしばらくしてから見に行ったら、あった、あった!!!早速写真を撮った。
モズは何故、捕らえた動物を"はやにえ"(早贄)にするのだろう??ネットで調べてみた。
それによると・・・。
モズは足があまり発達してなくて、獲物を足で押さえてくちばしでついばむことをしないで、木の枝などに獲物を刺してくちばしでそれをついばむという食べ方をすることが多いのだそうだ。そのためエサを捕らえると、とりあえず枝に突き刺すけど、食欲があまりないと食べかけでエサを放棄してしまうので、はやにえが残ることがあるらしい。場合によっては再びお腹がすいたときにそれを食べることもあるのだそうだが、干からびてしまうともう食べることをしないのだそうだ。

2017年3月19日日曜日

たわし ( ”Tawasi” is Japanese kitchen goods. )

旅先で「たわし専門店」を見つけた。「たわし」だけ売っている。(少し大袈裟すぎるかな?たわしを中心にシュロで作ったほうきなども置いてはあった。)たわし(束子)と言っても知らない人もいるかもしれない。写真のようにシュロで作った食器などを洗うブラシに似た道具のことである。。ブラシの様な部分に、洗う物をこすって汚れを落とすのだ。

いつか、NHKの番組で「たわし作り」の職人さんの現場を観たことがあった。 昔はシュロの繊維が使用されていたが、原料としてのシュロが不足し始めたために今では、より安価なヤシの繊維が用いられるようになったそうだ。シュロのたわしは、今では高級品で何年も待たなければ手に入らないそうだ。そういう高級品のたわしは風呂で体を洗ったりしても痛くないほど柔らかいのだそうだ。

勿論今回私の買った、たわしはヤシの繊維のたわしであるが・・・・・・・・・。たわしを買ったのは、メダカの水槽をそろそろ洗ってあげようかな、と考えたからである。春になって水温が上がってきたので、メダカが水面に浮いてくるようになった。水を変えてあげると紫外線が体に当たり、また水温も上がるので産卵のスイッチが入るのだそうだ。

2017年3月17日金曜日

多肉植物 ( I bought "conophytum". )

旅先の「手作り市」に寄った。毎月15日に開催されるのだそうだ。出店しているたくさんの(300店くらい出店するらしい。)お店を廻っているうちに「多肉植物」を出品しているお店によってみた。店主の「一番東」さんは、とても楽しい方で品種の説明には戦国武将を例にとって紹介してくれたり、育て方や栽培の仕方は人間の生活と比較して話してくれ・・・・・しかも私からするとかなりの方言混じりの話し方で笑わせてもらった。
今回はconophytum. という品種を譲っていただいて、家に帰って玄関に飾った。

帰りがけに「一番東」さんが、自らのブログを「一番東と検索すると、南鳥島よりも前に出ます。」と紹介してくれた。多肉植物に興味のある人はぜひ「一番東」さんのブログを読んでみるといいと思う。
(アドレスは➡http://easteasteast.jugem.jp/


さて、私は以前「筒状になっているネギの葉の裏と表はどうなっているのか?」を子供たちと夏休みに調べたことがあった。先ほどからこの不思議な多肉植物conophytumを見ていて、この植物の(多肉植物全般に)葉と枝は、どうなっているのだろう??さっきから不思議に思っている。

2017年3月13日月曜日

「10分後にうんこが出ます」 ( I read the book. )

「10分後にうんこが出ます」という本を読んだ。ひとえにタイトルが面白くて「どんなことが書いてあるのかな?」と思って読んだのだ。

アメリカに留学中に道路でうんこを漏らしてしまった著者中西敦士さんが二度と同じようなことが起こらないように、そしてまた、初めて老人用のオムツが赤ちゃん用おむつの生産量超えたことなどから需要が見込まれると考えて、うんこが出るのを予測できる器械を作ることが出来れば良いと思い付いたのだった。

この本は、文系の筆者が理系の友達などを巻き込んで器械を作るまでのことを書いた本だ。商品開発って本当にアイデアを絞り出すことから、デザイン、資金集め・・・・苦労が多いのだという事がよく分かった。

2017年3月12日日曜日

乾湿計( We have a dry day . )

全国各地で、乾燥注意報が出ているようだ。湿度が10%を下回っている地域もあるらしい。ところで湿度の計り方ってご存知だろうか??
多くの人は計測器を理科室などで見た程度ではないだろうか??

理科室にあった湿度計といえば、ほとんどの人が乾湿計か毛髪式を思い浮かべるのではないだろうか。
乾湿計は、乾球温度計(普通の温度計)と湿球温度計(温度計の感温部にガーゼが巻かれ、そのガーゼを湿らす為の水を入れるポットが取り付られている。)
相対湿度が100%なら、水は蒸発しない原理を応用して湿度を計る道具だ。
これに対して毛髪湿度計は湿度が高い(低い)と毛髪が伸びる(縮む)ことを利用した道具だ。細さと耐久性に優れることから、白人女性の金髪(特にフランスや北欧の若い女性のものが最適とされているらしい。)が使われることが多いようだ。
 今回この記事を書いていて、小学校の6年生の・・・・きっと委員会活動の仕事だったと推察されるのだが、私とS君が毎日気温や湿度、雲量、風向、風速などを学校の掲示板に書き込む仕事をしていた記憶があるのだ。それが毎朝「朝の会」の途中で教室を出て測定し、黒板に書いて教室に戻るのだ。S君とお喋りばかりして授業に遅れて入って行くことが多かった!!S君の自宅は静岡高校の側にあり、中学校の学区が私とは違い、疎遠になってしまった。お元気でいるのかな??

2017年3月9日木曜日

モズの写真 ( I DID IT ! )

飽きずに、モズの写真を撮っている。以前ブログに書いたように、望遠レンズとかリモコンシャッターとかそういう洒落た装置の無いコンパクトカメラなので、インターバル撮影で繰り返し撮影している。「モズ」がエサを食べている(食べようとする行為の)時間を長くすれば、モズの近くからの写真が撮れるチャンスが増えると思い、エサの「ミミズ」を金網の下に置いたり、洗濯バサミでミミズを挟んで、簡単に取れないようにしたりしてみた。5秒のインターバルで、つまり5秒毎にシャッターが落ちる仕組みなので、何とか5秒間はカメラの前に居てほしいのだ。しかしほとんどのコマは何も写っていない写真になってしまうことが多い。

最近では毎日のように写真を撮っている(結果としてエサをあげている)ので、ミミズを探して畑を掘っていると、シャベルの音を聞きつけて来るのか?どこかで見ていて来るのか?大体同じ頃に写真を撮るので時間を感じて来るのか?長い時間を待たなくてもモズの写真を撮ることが出来る。今回マァマァの写真が撮れたので紹介してみたい。下の写真である。モズがエサのミミズを咥えている所だ。

2017年3月4日土曜日

畑の出来事 ( News in the field )

もとより、農家の出身でもないし、農作業の事を詳しく知っているわけでもない。見よう見まねでやっているから借りている畑の他の人がやっているのを見て、それとなく「何を植えました?」などと聞いてから、園芸店に行き苗などを購入してから農作業をする・・・・・と言うことを繰り返している。今回植えたジャガイモも同じで、皆さんが植え終わった後で、私が植えたという次第なのだが・・・・・・・昨日畑を見ていると、土が盛り上がっている所があるので(写真上➡の部分が盛り上がっている)、少し土をどかしてみたら何と!!!!ジャガイモの芽が発芽してるではないか!!!私は嬉しくなってM爺を呼んで、「ジャ。ガイモの芽が出ましたよ。」と報告した。「早えな~!!」と言いながら、私の畑の来て確認をした。「確かに芽が出ているわ!!!」などと言いながらM爺の畑に行ってみると・・・・・・同じように出ているではないか!!!

「やっぱり出ているじゃないですか?」「良かったですね!!」などと言いながら、本当は私が一番に発芽したかったな!!などと肝っ玉の小さいことを考える私であった。

2017年3月3日金曜日

金の生る木 ( My favorite sweater )

久しぶりに、写真のセーターを着た。このセーターは家人と「金のなるセーター」と呼んでいる。

名前に由来はこうだ。
私の親戚の叔父様でとてもオシャレで、いつも高価な(高価そうな)服を着ていて、お喋りをすると(人を笑わせるのが趣味のように)いつも周りに笑いが絶えないような人がいる。仮にSさんと呼ぶ。Sさんは、この写真のセーターを私が着ていくと「Nさん(私の名前)、地味だな~!!!」とため息をついておっしゃり、「これ位の派手なセーターを着なくっちゃ!!」といっていつも素敵なセーターを私にくださるのだ。Sさんはそのことを忘れてしまうみたいで、この写真のセーターを着ていく度にセーターをくださり、合計3着のセーターを私にくださったのだった。私と家人はこのセーターの事を「金のなる木ならぬ金のなるセーター」と呼んでいる。

2017年3月1日水曜日

カバの置物 ( He will welcome guests. )

地域によって呼び方は様々なようだが、私の住んでいる地域では「資源回収の日」と呼んでいる。要は、燃えない空き缶やビン、鉄くずなどを回収する日の事だ。毎月あるのだが、前回溜まっているビール缶やお酒のビンなど(アルコールばかりだね。)持っていつもの収集場所に行って、決められた場所に所定の種類の物を納めてきた。帰りに鉄くずのコーナーを通りかかったら鉄製の「カバ」の置物が錆びて捨てられていた。なかなか風情があったので、係の人に声をかけてもらってきた。家でサビを落とし、ペンキを塗った。(元々は真っ黒な色だったが、こげ茶色にした・・・・と言うより我が家には今現在黒のペンキがなかったのだ。)ようやく乾いたので、玄関の郵便受けの上に飾って置いてみた。一応新聞配達と郵便配達の人に「お疲れ様です。」の声をかけてくれるはずだ。