
きっと稀勢の里の偉業についてはこれからも語り継がれるだろう。またきっとたくさんの人がこのことはブログやツィッターに書き込むんだろうな・・・・と思いながら、どうしても書きたいと思ったことがあった。
それはその日の報道ステーションのメインキャスターをスポーツキャスターのやり取りだ。
「稀勢の里、凄かったですね。」
「そうです、照ノ富士も絶好調だったですからね!!」
敗れて優勝を逃した照ノ富士も怪我が再発し、大変な状況で相撲を取っていたのが事実だし、もしキャスターがそのことを知らなくっても「怪我をしている稀勢の里関を相手に相撲を取るのは、気持ちの上でも大変なことだったでしょうね。」とか・・・・・・・・・・、敗者に対する優しさって本当にスポーツには必要なことだと思う。
今高校野球が甲子園で行われているが、ラグビーのスコアに近い負け方をするチームもある。しかし解説者は必ず敗れたチームにも「このプレーは素晴らしかった、ここを鍛えてもう一度夏にこのチームを見てみたい。」と賛美を惜しまない。スポーツには勝ち負けだけでないこともあるのだ。