2017年6月17日土曜日

藤井聡太棋士27連勝  ( That's a great record. )

話題の藤井聡太四段が連勝を27に伸ばしたという報道があった。私は将棋ファンで毎日曜日NHKの将棋トーナメントは欠かさずに観るくらいだ。藤井聡太については、アマチュアの時から、詰将棋の大会で凄い記録を持っている中学生がいると話題になっていた。しかし「詰将棋」は将棋が詰んでいることを前提に考えるので、将棋の展開の中では、詰将棋の力が発揮できるのかな??と思っていたが、私の杞憂に終わった。本当に強い!!

さて、藤井聡太四段が27連勝したのだが、偉大な記録なのはよくわかる。しかしピンとこない人もいると思う。電卓で面白いことをしてみたので紹介してみたい。
二人で行う勝負で誰でもできるといえばジャンケンがあるので、ジャンケンを例に27連勝の偉大さを考えみた。

日本の人口は今1億2700万人だと言われている。今、近くの人とペアを組んでジャンケンをしてみる。電卓に127000000と打ってほしい。電卓に億の単位が表示できない場合は12700000でもいい。この場合は0.1が1を表すことになる。まず÷2としてみよう。答えが勝った人の数になる。つまり日本人の半分の人が勝ち残るのだ。勝ちあがった人はまた近くの人とジャンケンをしたことにしよう。先ほどの答え÷2の計算をする。これで、2回連続して勝った人の数がでる。人口の4分の1になるはずだ。それを÷2 ÷2 ÷2 ÷2 と繰り返していってほしい。回数だけを数えて行けばいいのだ。そして27回目、答えが1以下になるのではないだろうか???凄い!!!つまり、ジャンケンをして27回連続で勝ち続けたら日本一になることが出来るのだ。27回連続で勝つことの凄さを実感することが出来るのではないだろうか??実際には偶然の支配するジャンケンよりも、実力が試される将棋なのだから、もっともっと凄い事であるのは言うまでもない。

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