2017年8月23日水曜日

夏の甲子園 ( High School Baseball Championship )

夏の甲子園大会は、埼玉県勢初「花咲徳栄高校」の優勝で幕を閉じた。圧倒的な攻撃力で全ての試合を打ち勝った・・・・と言う感じだ。

ところで、私が購読している新聞に、甲子園大会の期間中「レジェンド達の夏」という掲載があった。甲子園で活躍した選手の「甲子園での思い出」を記事にしたものだ。たくさんの人(多くはプロ野球の選手)たちが当時の思い出を語っていた。

私が一番心に残ったのは「片岡篤史」選手。彼はPL学園で春夏連続優勝した時のレギュラー選手なのだが・・・・。当時PL学園は甲子園の常連校であり、入部すると、一年生は全員3年生の「付き人」をさせられ、理不尽な3年生のしごきや要求を聞き入れて生活をしなければならないのだ。だからこそ同じ苦労をした同学年の選手同士は固い絆で結ばれたのだそうだ。彼が出場したのは連覇のかかった大会であったが、彼自身は優勝をすることが自分の中で一番の目標ではなかったのだそうだ。彼は、決勝戦に残ること、それが最大の目標だったのだそうだ。何故かと言うと、決勝戦の前に行われる練習の時にだけベンチ入りが出来なかった選手も甲子園のグランドに下りてバッティング練習を許されるのだそうで、同じ学年のレギュラーを取れなかった選手が甲子園でバッティング練習が出来るように決勝戦に残ることが最大の目標だったと・・・・当時の思い出を語っていた。いい話だな~と思った。

さて片岡篤史選手は日本ハムや阪神で活躍をして引退したのだが(今は阪神のバッティングコーチ)私の知り合いの方が、静岡高校野球部時代に甲子園に行った経験があり、同じ野球部の仲間の中にプロ野球に進んだ選手がいて、結婚式に招かれて結婚式に行った時に、式場で片岡選手を含むプロ野球選手とご一緒したことがあったのだそうだが・・・・・、「お酒が強いって・・・・レベルが全く違いました。」と言っていた。プロ野球の選手は(体も大きいが・・・・)アルコールも途方もなく強いのだそうだ。

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