

ここ2年間、朝顔にハマっていて、一昨年は「団十郎朝顔」をそして今年は「古都姫」と「渓流の調べ」という種類の朝顔を栽培して花を楽しんだ。
左の朝顔が「古都姫」という朝顔で右の朝顔が「渓流の調べ」という種類の朝顔だ。
朝顔の種を蒔くたびに疑問に思っていることがある。それは朝顔の種を蒔くときには、朝顔の種をヤスリやナイフで傷つけて、発芽しやすいようにしなければならないのがなぜなのかずっと疑問に思っていたのだ。どうして芽を出さなければならない種がそんなに固くて、傷つけなければ発芽しないのは何故なのだろう?(最も最近では、種会社でレーザー光線で傷つけてある場合もあるらしい。)ずっと長い間疑問に思っていたのだが・・・・。前回紹介した稲垣栄洋氏の本に答えが書いてあり、私は長い間の疑問から解放されてほっとしたのだった。
要は、朝顔のように種が固い種子を「硬実種子」と呼び、芽を出さなければならない種子が固いのは、秋にこぼれた種子がそのままその時期に発芽するとやがて訪れる冬の寒さで全滅してしまうから、すぐに芽を出さないように種子の皮を固くしているのだそうだ。そうすれば、春が訪れることには種皮が柔らかくなり、芽を出すことが出来る・・・・というからくりなのだそうだ。
自然って本当に奥深い!!!下の写真は去年咲いた「団十郎朝顔」