2019年8月24日土曜日

パンジーとアリ ( Pansy seeds and ants )

読み返してみたら、今年の4月18日にそして6月23日にブログにアップしていた4月には「畑で珍しい白い花のスミレ→パンジーを見つけた」と、そして6月には「パンジーの花の種を取るのに苦労している。」といったようなことをブログにアップしていたのだった。

実は、畑で見つけた白いパンジーの株を鉢植えにして自宅で栽培をしているのだが、困ったことが起きていたのだった。それは、スミレの株の根元にアリが巣を作ってしまい、根元の土が盛り上がってしまったりしたのだった。水をかけたり、最後にはバケツに水を張り、鉢を長い間沈めてアリを(アリの巣を)退治したのだった。

ところが、昨日図書館で借りてきた稲垣栄洋氏「スイカのタネはなぜ散らばっているのか」を読んでみると、パンジーのタネとアリの巧妙な仕組みが書かれていたのだ。
本によると、パンジーのタネには「エライオソーム」というゼリー状の物質が付着していて栄養価が高いためにアリは巣に持ち帰るのだという。巣の中に入れて「エライオソーム」を食べた後は種だけが残り、アリにとってはゴミになるので巣の外に捨てるのだという。巣の外は必ず土であり、他のアリのゴミなどが栄養となって発育していくのにも好条件になるというのだ。

自然の営みって凄いものだと改めて感じた。アリさんゴメンナサイ!!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿