2013年4月28日日曜日

ジャガ芋を収穫した (I harvested the potato. )

メークイン(左)と男爵(右)の葉

畑で農家の真似事をしていて、一番楽しいときはなんと言っても収穫の時ではないだろうか。

どの作物の収穫も楽しいが、芋の仲間は、作物が地中に隠れているので、掘り当ててみないと大きさも形もわからない所が何とも楽しい。ジャガ芋は黒い土の中に、白いジャガ芋が見えると「わぁ~・・・」と声を上げそうになる。

ジャガ芋は最近多くの品種が栽培されているが、昔から特に男爵とメークインの2品種は有名である。男爵とメークインについては

食べてみると、男爵が「ほっこりしている」のに対してメークインは「ねっとり」している。

また形もメークインの長くてつるんとしている、のに対して、男爵は丸くてデコボコだ。

また栽培していても、写真のように、葉も大きさや形が大きく違っている。


収穫したジャガ芋

今年は2月10日に種芋を植えたが、ようやく収穫の
時期になった。大きなジャガ芋は勿論おいしいが、小さなジャガ芋を塩ゆでにして、マヨネーズなどをかけて食べると掘りたてのジャガ芋はとても美味しい(ビールが合うね・・・)

2013年4月24日水曜日

スナックなのスナップなの?(snack or snap)

  スナップエンドウが収穫時期に

今、我が家の畑ではスナップエンドウの収穫の時期である。スナップエンドウは「スナックエンドウ」と生協のスーパーにも表示されているし、私が購入した種の袋の表示も「スナックエンドウ」だ。

スナップエンドウを初めて畑に植えた時に、参考にしようとNHKの園芸番組を観たことがある。その時、番組の講師の方が「食べる時にポキッと折れる音から「スナップ」という名前が付いています。と放送しているのを視聴したので、正しくは「スナップエンドウ」だと思うのだが、スナック感覚でぽりぽりと食べられるイメージから「スナックエンドウ」のほうがしっくりするからなのか、「スナックエンドウ派」も根強い。

私の畑に時々顔を出す、愉快なお爺さんが、いつものように笑いを振りまいてくれた。「飲み屋に行ってな、「スナックエンドウ」を頼んだ人がさ、スナック菓子が出てくると思ったら、茹でた豆が出てきてぶっ飛んだって話を聞いたよ。」

さて、スナップエンドウの棚の横で「スイートピー」を栽培している。同じようにツルを巻く植物なので、棚が必要だからすぐ隣で栽培しているのである。「スイートピー」は実を食べたことがないが(食べられないと思う)何がsweetなのだろう?sweet(甘い)pea(エンドウ)・・・・。名前って分からないことばかりだけど、香りはとてもsweetだ。畑で咲かせていても、もったいないので切り花にして我が家の玄関や食卓の花瓶に挿して楽しんでいる。


スイートピーの隠れた雄しべと雌しべ
さてスイートピーの花は、雄しべと雌しべが外からは見ることができない。しかし下の方にある花びらを押し下げると雄しべと雌しべを見ることができる。つまり蜂が花びらにとまると、下の花びらが鉢の重さで開いて、蜜が吸えると同時に、花は蜂の身体に花粉を付けるらしい。自然って上手くできているものだ。

2013年4月19日金曜日

カラスの思い出(memories of a crow)

カラスの巣の実験

カラスの思い出話を・・・・・。

3年前、勤め先のグラウンドに立っている夜間照明灯にカラスが巣を作った。どんな取り決めがあるのか知らないが、野鳥が卵を産んであったり、雛を育てていたりすると人間は巣を除去することが出来ないらしい。
幸か不幸か、夜間照明に作ってある巣には、まだ卵も雛もいなくて、業者がきてクレーンを伸ばして巣を除去することができた。もともと野次馬根性は人一倍(この言葉よく考えてみると少し変で人一倍なら同じだよね)の私なので、クレーンの下でワイワイ言いながら見学していたが、業者が巣を持って降りてきた時に、図々しいことに関しては人三倍くらいの私なので「その巣をいただくことは出来ませんか?」と言うと、業者は二つ返事で「勿論いいですよ。」と私にくれた。

小学校の3年生の子どもたちを受け持っていた私は、夏休みにH君とカラスの巣について研究をした。H君はとても頭も良く、要領も良かったので楽しく研究を進めることが出来た。
カラスの巣の材料を、調べてみると学校の側の神社の木とか河原にある物だとかいくつかの物については確認することが出来た。巣の中と巣の外の暖かさをお湯の温度の下がり方で比べたり、カラスの巣にある卵ってどれ位のショックで割れてしまうのかも実験をして確かめた。(写真は30センチの高さからゆで卵を落としている所)カラスの卵を用意することは出来ないので、ゆで卵を用意して高くから落としてみた。なんと2メートルの高さから落としても卵は割れないのだ。実験で割れた卵はお弁当を食べる時に一緒に食べた。

H君は4年の夏休みには「安倍川にかかる橋の強度」をウエハースを使って実験をし、この実験もウエハースが割れる度に食べることになり、「僕の実験はなぜか食べ物に恵まれている・・・」と言って大笑いをした思い出がある。


2013年4月16日火曜日

カラスの眼って良いよね。(The eye of a crow is good.)

100円ショップの網で水槽を覆った

4つの水槽のメダカが全滅。100匹以上のメダカを食べられ、不本意だけど、100円ショップに行ってカラス除けの金網を買ってきて、メダカの水槽を覆った。

全く!!!!!不愉快極まりない。しかし、浅い水槽だけに被害が集中していることに気付き、メダカを深い水深の水槽に移動させることにした。メダカを網で掬って、他の水槽に移す作業に思ったよりも時間が掛かり(メダカは必死になって逃げ回るので)・・・・・・「カラスは、よく自分の嘴だけでメダカを短時間に捕まえて食べることが出来たな~。」と感心してしまった。

ネットで調べてみると、動物はもともと目がいいのだが、鳥類は高い所からエサを探したりするので、動物の仲間の中でも特に目がいいらしい。中でも猛禽類はとても眼がよく、人間の10倍以上であるらしい。上空を旋回しながら、地中のモグラを見つけることが出来るらしい。視力だけでなく、動体視力も凄いんだ、きっと。

カラスは猛禽類ではないので、よく分からないが、やはり上空からエサを探したり、敵を見つけたりするはずだから、視力は良いのだろう。

なんて感心している場合ではない!!!!私は怒っているのだ。しかし、よく考えてみると、網で覆いをするって言うのはあまりにも消極的で、「あのお宅は怖いから決して近寄らない方が良い。」とカラスに思わせるのが一番良いのである。
頭がいい鳥なので、普段と違う物を置いたり、水槽の位置を変えたりして、カラスに「アレ!!いつもと違うぞ・・・、近づかない方がいいかもしれない。」と思わせたらいいかもしれないと考えた。

これって、「ミサイルを飛ばすぞ、飛ばすぞ」と言い続けている国に対する考え方ともよく似ているよな~(笑)

軽井沢で見つけたカラスの彫り物


軽井沢に行った時に見つけたお気に入りのカラスの彫り物が机の上に飾ってあったが、昨日から机の上から横の棚の上に格下げをした。

2013年4月14日日曜日

A killifish(メダカ) was eaten by the crow. カラスにメダカを食べられた!!

楊貴妃メダカ
メダカを飼い始めて、もう25年になる。庭につくばい(背の低い手水鉢のこと)を買ってきて置いた時に、中にメダカを入れて飼い始めたのが最初である。

川から捕まえてきて飼い始めたメダカであったが、ネットで色々な種類のメダカがあることを知った。白メダカ、緋メダカ(緋色のメダカ)黒メダカ(色々な種類があり、本当に真っ黒なメダカが今は大人気)楊貴妃メダカ(写真のように緋メダカよりも朱っぽい)幹之メダカ(背中がメタルのように光っている)etc

25年間に増え続け、今ではつくばいだけでなく、火鉢やすいれん鉢、金魚鉢など数えてみると20以上のメダカの水槽に、10種類以上のメダカが泳いでいる。

冬の間は、水底にじっとしているメダカだが、10日ほど前から、水面に浮いてきてエサを食べ始めたので、冬の間交換しなかった水をきれいに交換してあげた。何ヶ月も替えてなかったのでドロドロの緑色の水になってしまっていた。水がきれいになって、水底にいて、見えなかったメダカも見えるようになって、これから卵を産んだり卵から子メダカが孵ったりするのが楽しみだったのだが・・・・・。

夕方、外出先から帰ってきたら「カラス」が水槽の縁に止まっているので「あれ」と石を投げたのだが「アホー」と鳴きながら逃げていってしまった。被害を確認したら驚いたことに、4つの水槽のメダカが全滅。おそらく100匹以上のメダカがカラスの胃の中に入ってしまったのだと思う。水を換えたので「カラス」からメダカがよく見えるようになってしまったようだ。急いで100円ショップに行って、水槽の上にかぶせる網を買ってきた。明日改めてカラス対策を考えなくてはならない。

2013年4月9日火曜日

花粉症デビュー???

煙でなく杉の花粉なのだ
よく職場で、聞こえてきた会話。
「来たよね。」「ウン、凄いよ、昨日あたりから・・・」
花粉症の仲間が、集まって花粉の飛散状況を話している。
花粉症と全く無縁だった(今も無縁・・・・)私は、会話に入れずに置いてきぼりをくった様な感覚であった。また何となく「花粉症」に罹っている人は
・敏感で ・現代人っぽく ・お洒落で 病弱で と言った感じがあり、逆に「花粉症」と無縁の人は
・鈍感で 昔の人  ・朴訥として  ・病気とは無縁
と言ったイメージがあり(私の勝手なイメージかも)
以前、花粉症の人に
「羨ましい、私も花粉症になりたい。」と言ったところ
「お止めなさい。花粉症なんてひどいものよ。家に帰ったら鼻にボッチをして、人には見せられないよ。」とのこと。

ところで、花粉症は杉とか稲とかブタクサ(セイタカアワダチソウと間違って覚えている人が多い)とかがアレルゲン(アレルギーの原因物質)として有名であるが、医学的なメカニズムはよく分からないが、どの植物も風媒花であることが分かる。風媒花は、風に乗って勝手にめしべの所に飛んでいって受粉してね・・・、って訳だからとにかく、花粉の量が多い。杉花粉の飛散の様子はよくニュースの映像などでも見ることがあるが、山火事の煙のように花粉が飛散している。
あの量が問題の一番の原因だと思う。

ところで、昨日から目が痒くて、痒くて仕方がない。おまけに目が充血してきてしまい、今朝などは目やにがひどくて、目が開かない位だった。「来たかな、来たかな・・・・・。」と今朝、眼科を受診してきた。「慢性の結膜炎でしょう。消炎剤と抗菌剤の目薬を出しておきましょう。」とドクター。「あの~花粉症とかでないのでしょうか?」という私の疑問には「ハッキリとしませんが可能性は低いのではないかと思います。」と私の意見を真っ向から否定するのではなく、大人の対応でした。
花粉症デビューならず!!!!

2013年4月5日金曜日

ネギ坊主 (The flower of onion looks just like a skinhead. )

ピンぼけをN君に指摘され撮影し直したネギ坊主

普通、花の名前って例えば「スイートピーの花」とか「桜の花」とか植物名の後ろに「●○の花」と言うだけで、花そのものに名前が付いているわけではないのにネギの
花は他の植物とは違って、花に「ネギ坊主」と言う名前が付いている。しかし、これがなかなか良くできた名前で、ネギの花は坊主頭と本当によく似ている。私の借りている畑のネギにも「ネギ坊主」が出てきた。

ネギ坊主は、しばらくすると、全体を覆っている薄い膜が破れ、中から蕾が出てきて白い花が咲く。まるで坊主頭の髪の毛が伸びてきたような感じになる。

よく神社の池などに架かっている橋の欄干の頭の部分にもよく似ている。が坊主と神社はあまり関係はなさそうだ。

この頃の、ネギ坊主の茎を折ってみると、中からゼリーみたいな物がドロッと出てくる。かなりの量でビックリする。ヌルヌルしていてあまり気持ちのいい物ではない。

この頃になると、ネギは固くなり、食べることが出来ないというか食べても不味い。勿論農家の人たちは捨ててしまう。(他の植物も花が咲く頃になると、固く美味しくなくなることが多い・・・・)

先日、カタログを見ていたら、『坊主知らずネギ「足長美人」』という品種があることを知った。説明によると、この品種はネギ坊主が出にくい品種で、長い間収穫できるらしい。
名前も「足長美人」って・・・・いいじゃないですか!←←←短足おじさんは思っている。

2013年4月3日水曜日

モンシロチョウ

モンシロチョウ
前回のメールで「トンボ」の語源について書いた。トンボの「Dragonfly」は何となく意味の分かるけど、チョウ「butterfly」はバターが飛ぶなんて意味からして変だから 「butterfly」の語源について、友達のN君に教えて貰おうと、メールしたらこんな返事が届いた。

「さて宿題ですが、英語版のウィキピディアを覗いたら butterfly の語源が出ていたのでコピーしておきます。英和辞典を使って訳してみてください。(笑)。」
 
私は、N君からの返事をコピーしてそのまま使おうと思っていたので、困っていたのだが、翻訳力はなくても想像力はあるので、知っている単語と調べた単語から「まあ・・・・きっと・・・・こんな事が書いてあるんだな・・・。」と見当を付けてみた。
 
どうやら「butterfly」は古い英語のbuterflieに由来していて(beater)「泡立て機」 (to beat)「叩くこと」 (fly)「飛ぶ」の合成語である。」という説と、「バターの色のチョウチョにもともと付けられていた。」という説が書かれています。 
 
どうやら、バター色のチョウチョがイギリスにはいた(現在もいる)らしい。
 
さて、私の借りている畑には3月9日(土)にこの春、初めてモンシロチョウが飛んできた。借りている畑にはタモがおいてあって、キャベツやブロッコリーの葉を食べてしまう、モンシロチョウの幼虫対策に、可能な限りタモで捕まえることにしている。春先のモンシロチョウはまだ飛ぶのがゆっくりで、すぐに捕まえることが出来る。イギリスのバター色の蝶が実際にどんな色が見たことがないから分からないが、モンシロチョウといっても、白ではなく、クリーム色に近い。だから、イギリスのバター色の蝶も「モンシロチョウ」に似ているかもしれない。
 
モンシロチョウは地の色が白で紋が黒いのであって、ほんらい「モンクロチョウ」と呼ぶのが正しいと、タモで捕まえるたびに思っている。