2013年7月31日水曜日

ふうせんかずら (There is a form of heart on the species)

ふうせんかずらの種にはハート模様が入っている
ふうせんかずらは緑のカーテンに使う人も多い
 私のかつて勤めていた職場には、異動の時期になると、転・退職者は在職者の机上に・・・・反対に在職者は転・退職者の机上に・・・・転・退職の当日に御礼のプレゼントにメッセージを添えてそっと置いておく伝統があった。


同僚だったSさんはその日、プレゼントと「ふうせんかずら」の種を全職員の机上に置いてくれたのだった。私は知らなかったのだが(私だけかな?・・・・)ふうせんかずらの黒い種には白くハートの模様が入っているのだ。退職をするSさんの気持ちが心にしみた。

その年に頂いた種を蒔き、育ててから3年目の夏を迎えた。今年もこぼれた種から芽が出て、最近になって花が咲き、実が付いた。

このふうせんかずらの実ができる時期になるとSさんと過ごした頃の職場の出来事を思い出す。また忘れずにSさんに「暑中お見舞い」を出すことにしている。Sさんお元気かな?


2013年7月26日金曜日

アユの友釣り → セミの友捕り




写真1
  
アユの友釣りは釣ろうとしているアユの縄張り内に、釣り人が用意したオトリのアユに掛針をつけた状態で進入させ、それに対してアユが追い払おうとして体当たりしてきたところを引っ掛ける釣り方だ。(ウィキペディア参照)

私の友人にも「友釣り」に魅せられた人がいて、いつか釣り道具を見せてもらったが、釣った魚や道具の自慢話が止まらなく、楽しい時間を過ごした。


さて、ひょんな事からこの「友釣り」をヒントにして、私は「オトリのセミ」をつかってセミを捕まえることは出来ないものかと考えた。話は簡単なことで、捕まえたセミを木にとまっている他のセミの側に近づけたら、そのセミが侵入者が来た!!と考えて、近づいてこないかな・・・・・・と考えたのだった。実はこの方法は去年考えついて行ったのだが、今年も昨日やってみて大成功。手を近づけたら飛んで逃げるはずのセミが、写真1も写真2も私や私の手を気にすることなく、オトリのセミに近づいてきている。オトリのセミが鳴いてくれている方が逃げることが少ない事も分かった。やはり、侵入者だと思っているのだろう。

この実験はセミには言語がないことも意味している。オトリのセミが「キャー」とも「逃げろ!!」とも「変なオヤジに騙されないで今すぐに飛んで逃げてください」とも言ってない事がわかる。

何はともあれ、とても楽しいのでお勧めの「夏の遊び」だ。


写真2
 

2013年7月25日木曜日

虹色のトカゲ (A rainbow-colored lizard)

ニホントカゲ
前回に「カナヘビ」についてブログをアップしたが、カナヘビによく似ているトカゲを見かけることがある。綺麗な虹色の尻尾をしていて、逃げ足の早いやつ。カナヘビよりも・・・・・何となく表面がヌメッとしている感じ。実は私は未だに捕まえたことが無く、触った感じが分からないのだが・・・・・・。

その虹色のトカゲ、調べたら正式名は「ニホントカゲ」なのだそうだ。東日本で捕獲されるものは「ヒガシニホントカゲ」という姉妹種らしい。そのトカゲを生まれて初めて手にすることが出来た。蛇も同じだけど、見たところはヌメッとしていても触ってみると案外カサカサしている。

前回の「カナヘビ」は動きを止めて辺りを見渡す様な仕草をするのだが(芸人のタモリがやるイグアナの形態模写みたいな動き←古いね!!!)この「ニホントカゲ」はそんな動きをしない上に、動きが素早くてなかなか捕まえることが出来ない。今回手にしたのは子供だが、尻尾の虹色が何とも綺麗だ。

2013年7月22日月曜日

カナヘビ (ばんばへび)

親戚の娘の所に行き、一緒に散歩をしているとカナヘビが私たちの目の前を・・・・・。私はとっさに「この娘の為に捕まえてあげなくては・・・。」と考えて、捕まえた(笑)。早速100円ショップで購入した容器に入れておいた。
そうなると見ているだけではつまらなくなるもので・・・・、バッタを捕まえて、容器に入れると、本当にアッという間にカナヘビがくわえてしまった。くわえた時はバッタを横からくわえている感じであったが(串団子を横にくわえている感じ)バッタが動かなくなると、だんだんとバッタを縦にくわえ直して、徐々に飲み込んでいった。
娘達は大喜び????私も久しぶりの体験に写真を撮ることを忘れていたが、飲み込む前に気づいてシャッターを落とすことができた。
バッタを飲み込むカナヘビ
私の住んでいる地域ではこのトカゲのことを「ばんばへび」と呼ぶが、正式には「日本カナヘビ」であるらしい。カナヘビは「愛蛇」(かなへび)が語源らしく、可愛らしい蛇という意味らしい。確かに愛らしい生き物だ。娘達も喜んで(喜んではないかも・・・・)尻尾を触ったりしていた。

2013年7月15日月曜日

食物連鎖 (food chain)

子供のバッタ
シソジュースを作った。4月、畑に赤シソの芽が自然に生えてきた時に、シソジュールを作るために移植して置いたのだ。

シソジュースは赤シソを煮て、色が出て所で火を止め、クエン酸を入れて発色を良くする。その後で砂糖(氷砂糖)を入れて出来上がりだ。

去年から、赤シソだけでなく青シソも一緒に煮ている。(青シソはスーパーで買うと高価であるが、青シソも畑にはいっぱい自然に生えているので贅沢ができるのだ)青シソを赤シソと一緒に煮ると、赤シソだけで煮るよりも甘いだけでなく、さわやかな風味のシソジュースができる感じがする。

さて、畑に行って、シソを採っていると、小さなバッタがピョンピョン跳ねている。「あれ、こんな匂いの強い葉もバッタは食べるんだな。」と感心した。

バッタの居た葉にカマキリも・・・・
急いでカメラを持ってきて写真を撮った。面白いもので葉の上にいるバッタは案外おとなしく写真を撮らせてくれるが、手にとって写真を撮ろうとすると落ち着かない素振りでシャッターがなかなか落とせない。(人の手に乗ったらやっぱり恐怖心が起こるんだね。←当たり前だね)

大きさが分かるように手のひらで撮りたかったのだが・・・・大きさは3ミリ位であった。

バッタの写真を撮り終えたところで、カマキリの子供も見つけた。バッタを食べに来ているんだ!!カマキリは肉食だからか???案外手の上でも落ち着いていて写真を撮らせてくれた。

葉をバッタが、そのバッタをカマキリが・・・・「食物連鎖」って言うんだよね。調べたら「食物連鎖」のことを英語で「food chain」って言うらしい。


さて完成したシソジュース、とても美味しくて何杯も飲んでしまった。シソジュースとか梅のジュースとか(梅酒も・・・・)何となく体に良い感じがして、「お代わり」をしても罪悪感が無いのが不思議だ。

2013年7月13日土曜日

おばけキュウリの味 (Taste of monster cucumber)


体重測定

6月12日のブログに、大きくなりすぎたキュウリについて、収穫の適期は「黄色のウリ」が語源であるとするなら、もっと先、つまりキュウリが黄色くなった頃が良いのかもしれない??等と屁理屈を書き、それから1本のキュウリを収穫をしないで置いてみた。本当に大きくなるもので・・・・・私の靴のサイズを優に超えて、最近ようやく黄色に色づいてきた。

今日、収穫して食べてみることにした。その前に身体測定をと考えたが、とにかくでかい。切って測定して足し算をした。長さが52センチ、重さは1キロ780グラムあった。

味は・・・・・不味い!!!!!固い上に、酸味がある。やはり緑色の新鮮なキュウリが美味しい・・・・・・と言うことがわかった。ということを家人に言ったら「当たり前でしょ!」と言われてしまった。





2013年7月11日木曜日

Where's 電気虫? (VERⅢ) 上級編 

いよいよ「電気虫を探せ」の上級編。今回の問題は写真の中に電気虫が一匹ではありません。何匹いるでしょう??もっとも我が家の庭のことだから、たくさんいることは何にも自慢にならないね。

電気虫は何匹いるでしょう
幼虫を探すのは、実際の場面ではまず「葉が食べられている場所」次に「幼虫の糞のある場所」を探すのがコツだと思う。さて、電気虫は見つかったでしょうか??ヒント。電気虫は二匹います。

上級編だかた見つけた人は素晴らしいです


2013年7月9日火曜日

臨時ニュース (I was surprised that it did not expect. )

今日も「電気虫」を探して駆除する・・・・・簡単に言うと捕まえて殺していたのだが、葉の裏にいた「電気虫」見つけて殺そうとしたら、電気虫が葉から落ちてしまった。すると、どこに隠れていたのか「カナヘビ」がサッサッと出てきて、「電気虫」を食べようとしている。私は急いで家の中からカメラを持ち出し、「早く食べてくれ!!!!」と決定的瞬間を待っていたのだが・・・・・・・・。
見にくいが、カナヘビが「電気虫」を食べようとしている
にらめっこをするだけど一向に食べようとはしないのだ。やっぱり本能で「こいつは危ない奴だ。」って分かるのか、結局は何もなかったかのように草むらに逃げていってしまった。電気虫を食べることが出来るのか、食べたら口の中が痛くてカナヘビが悶絶するのか、等と残酷なことを考えてしまった。反省!!!!

2013年7月8日月曜日

Where's 電気虫? (VERⅡ) 中級編 

「電気虫を探せ」の中級編。初級編は少し簡単すぎたかな・・・・・と言う感じもしないわけではない・・・・・写真に撮ると本物よりも目立っている感じがする。(不思議な感覚だ。)
電気虫は一匹
電気虫は、刺されても嫌だし珊瑚樹の樹勢も弱ってしまうから、殺虫剤を散布して駆除するのが一番適当なのだが、メダカを飼育しているので殺虫剤を使うことができない。だから見つけしだい、踏みつぶしている。さて、今回は難しい。中級なので1分以内で見つけて欲しい。
丸印の中が電気虫
次回は最終回。もっとも難しい「上級編」を載せたいと思っている。

2013年7月7日日曜日

『ウォーリーをさがせ!』(Where's Wally?)じゃなくて (Where's 電気虫?) 

予告した通り「電気虫を探せ」のシリーズ①初級編です。下の写真から「電気虫」を探してください。

電気虫が一匹います
見つかったでしょうか。下の写真に答えが示してあります。探し始めて30秒以内に見つけることができたでしょうか?見つけることができたら初級免許状です。(笑)

白く丸で囲まれているのが電気虫
次回はもう少し難しい、中級編を載せたいと思っている。

2013年7月5日金曜日

電気虫 (イラガの幼虫)

庭の珊瑚樹に発生した電気虫

庭の珊瑚樹の木に「電気虫」が発生してしまった。最近は畑に行くことが多く、庭の管理を怠っていたからだ。電気虫は「イラガ」という蛾の幼虫であるが、「イラガの幼虫」と呼ばれず、わざわざ「電気虫」という恐ろしい名前が付けられている。鮮やかな緑色でウミウシみたいな形をしている。(左写真参照)

イラガの幼虫と言わずに「電気虫」という位だから、知らずに触れると飛び上がる位に痛い。電気に感電した時みたいに痛いのだ。外敵を察知した電気虫が、棘の先から毒液を一斉に分泌するためらしい。

私も過去に刺された事があり、その時に「コノヤロー」と思って自分を刺した「電気虫」を見つけ、殺そうと手を伸ばしたら、手前に枝に違う電気虫がいて、二重に被害にあったという苦い体験がある。

皮膚に炎症、鋭い痛みが続き、さらにかゆみも一週間程度続いた。だから電気虫は大嫌いだ。

木の枝に付いたイラガの繭
ところで、イラガの繭を御存知だろうか??名前を「イラガの繭」だと知らなくても、多くの人は、木の幹や枝にけっこうアートな柄の卵みたいな物が付いているのを見たことがあるのではないだろうか。私はずっと「イラガの繭」は「イラガ」という蛾の繭で・・・・・まではくっついていたのだが、この電気虫とイラガの繭がくっついてはいなかったのだ。電気虫が成長してイラガの繭になり、さらに「イラガ」という蛾になって飛んでいくのだ。

電気虫は卵から孵ったばかりは、固まって生活をしている。だからその時に発見していれば、一網打尽に駆除できるのだが・・・・・。今年は機会を逸してしまった。ここ2・3日は珊瑚樹の前に行って、目を凝らして「暖気虫」探し出し駆除している。
そこで良いことを思いた。次回から「ウォーリーを探せ」という絵本みたいに「電気虫探せ」をこのブログに載せてみたいと思っている。

2013年7月3日水曜日

朝顔に つるべとられて もらい水 (巻ひげに・・・・・・・)

ひと晩の間に巻きひげがハサミに絡んでしまった。
キュウリの巻ひげが伸びるスピードは本当に驚異的だ。

昨日の夕方、私は畑でキュウリを収穫をした後、キュウリネットの端にハサミをかけて置いた。今朝になって畑に行ってみると、ハサミに巻ひげが絡まっているではないか。本当に巻ひげが伸びるスピードは凄い!!!

「朝顔に つるべとられて もらい水」は、近代の女流歌人、加賀の千代女の代表作である。

「井戸のつるべに朝顔が巻き付いてしまい、朝顔を切ったり、ツルを壊したりすのはかわいそうだから、近くの家に水をもらいに行った」という俳句である。朝顔の命(生命力)に感動した一句なのだと思う。

私も千代女ほど繊細な神経を持っているわけではないが、やっぱり巻ひげを切るわけにも行かず、ハサミを借りようとしたら、いつもは居るはずの近所のおじさんも畑には居なくて、仕方なく手でキュウリを千切った。

「巻ひげに ハサミ取られて 手でちぎり」(笑)←盗作ですよ!!!

巻ひげは伸びるスピードが速いことも凄いと思うが、今ひとつ、巻ひげの素晴らしいところがある。それは、巻ひげの途中で巻く方向が反対になっていることだ。そのことが本当に素晴らしい。下の写真を見て欲しい。左が巻ひげが絡んでいる様子。右の写真は分かりやすいように巻ひげだけ切り取って写真を撮ってみた。指の位置から左右で巻き方が反対になっているのが分かる。色々な方向からの力が加わった場合を考えると、巻ひげの途中で反対(根本の方が右巻き、先っぽの方が左巻き)巻になっていたら、どちらの方向からの力にも対応できて巻ひげが切れたりしないのだ。その事は巻ひげだけでなく、植物本体も保護することになる。
自然って本当に奥深く、素晴らしい。
巻ひげがネットに絡んでいる
手の位置から左右で巻き方が違う

2013年7月1日月曜日

大発見 (I did !!!large discovery.)

トノサマバッタにヒモを付けて遊んだ
親戚の5才になる娘と「ダンゴムシ」を探しに出掛け・・・・・・・、ダンゴムシのエサのある場所、つまり枯れ葉がつもっているような場所を探したら「ダンゴムシ」が大量にいて、娘は大喜び。一緒にダンゴムシ採りに興じた。しばらくすると、近くの草むらで「ガサッ」という音がした。よく見ると、「トノサマバッタ」がいるではないか。あ~またしてもタモを持っていない。しかし、バッタなら何とかなるだろうと、親戚の娘に「ここを動いちゃ、絶対にダメだぞ」と言って、トノサマバッタを追いかけた。バッタとかカエルとか飛び跳ねる動物は、飛び降りた瞬間に押さえないと逃げられてしまう。後脚を曲げて(力を貯めて)飛ぶ準備をされてからでは、捕まえられない。トノサマバッタは跳ぶし飛ぶのだ。追いかけること・・距離にして30メートル、時間にして3分間・・・・とうとう捕まえた。今回私は自分のためでなく、親戚の娘に「トノサマバッタ」という物を見せてあげたくて・・・・・老体にむち打って頑張ったのである。(笑)
飛んでいるバッタ
さて、捕まえたトノサマバッタにヒモをつけて、娘に遊ばせていたら奇妙なことに気づいた。娘がヒモをひっぱって、空中にトノサマバッタを浮かせると、必ず羽を広げて飛ぶのである。偶然かな~と思って見ていたが、必ず羽を広げるのである。娘は「キャーキャー」言って喜んでいるが、その「必ず」ということがとても気になっていたので、娘が飽きた頃に実験をしてみた。
指にとまらせて、前足2本、4本、と離していく。羽を広げない。しかし全部の6本を指から離すと羽を広げる、飛ぶのである。それは何度実験をしても同じであった。それでは、逆に羽を広げ飛んでいる時に、足を指でつかんでみる。すると飛ぶのを止める。(1本でも脚に触れると羽をたたみ、飛ぶのをストップするのである。何度かやっていて結論めいたものが見えてきた。(間違っているかもしれないが・・・)トノサマバッタは、脚の何処かにセンサーみたいな物があり、そのセンサーの全てが何かに付いてないと羽を広げ飛ぶスイッチがONになる。逆に、飛んでいても脚のセンサーの1本でもいいから何かに触れるとスイッチがOFFとなる。
もっとも、それが分かったとしても何になるの??って感じもするが・・・。久しぶりに何かとても良いことを見つけて様な気分になった。脚のどの部分がセンサーなのだろう??