2014年3月18日火曜日

カブトムシ ( Small beetle is stronger than large beetle. )

今朝、NHKの朝の番組(ニュース)を観ていて、スッキリしたことがある。ずっと不思議に思っていたことが解決したのだ。
不思議に思っていたこと・・・・それはこんな事だ。キャンプに行って、朝照明灯の下に行くと前夜に光に集まってきたカブトムシが落ちている。しかし、ほとんどのカブトムシが頭だけ残っていて腹から下が無くなっている。腹から下を食べられてしまったのだ。まだ足が痙攣するように動いていたりする。これはカラスの仕業で・・・・カラスは朝、明るくなると(夜は鳥目で見えないから)照明灯の下にカブトムシが落ちていることを知っていて、食べにくる。そしてカブトムシを見つけると柔らかな腹の部分だけを食べて、キャンプの人が来る前に逃げるのだ。不思議に思っていたのは、食べられているのが雄♂のカブトムシに限られていたことであった。その時は勝手に「雄♂の方が美味しいのかな?」と思っていたのだが・・・・。
今日のテレビで、東京大学の研究グループが調べたら、雄♂のカブトムシのしかも角の大きい個体ほどカラスなどに食べられてしまうことが、ビデオの解析や死んだ個体を調べて分かったというのだ。さらに、大きな角のカブトムシはカブトムシ同士では、戦い抜くために有利に働くのだが、目立ってしまい他の動物の被害に遭うことが多いと言うことが分かったのだそうだ。
動物の世界はなかなか奥が深い。

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