「なぜ美人ばかりが得をするのか」(ナンシー・エトコフ著 木村博江訳)という本だ。
その本によると、ある実験では美人と不美人が電話ボックスを叩き、中で電話を使っている人に「10セント玉を忘れたようなのですが」(あらかじめ10セント硬貨が置かれている)と尋ねた。美人には87%の人が硬貨を返したが、不美人に硬貨を返した人は64%だったという。また別の実験では、二人の女性が車のタイヤがパンクしたという設定で道端に立った。この場合も美人の方が早く助けてもらえた。というのだ。自分自身が実験台だったらどうするのだろうと考えると・・・・・・背中がくすぐったくなる。
しかし美人であれば何でもいいのかと言うと、別の調査もある。美人と不美人がそれぞれ男性の仕事ぶりをほめる、けなすということをしてみた所、もっとも好感度が高いのが「ほめてくれた美人」であり最も低かったのが「けなした美人」なのだという。
不美人にけなされるよりも、美人にけなされた方が腹が立つというわけだ。つまり美人は期待されるものが大きいということになるらしい。もし犯罪などが明らかになった場合も美人の方が風当りが強くなるのだそうだ。(私は不美人の犯罪の方が腹が立つのだが・・(笑)
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