高倉健さんが亡くなられた。衆議院の解散どころではなく、テレビのワイドショーは高倉健一色だ。高倉健というと次のようなエピソードを思い出す。

友達のN君から聞いた話だ。(他の友達と映画の話はしないから、N君だと思う。)高倉健と山田洋次監督は「幸せの黄色いハンカチ」でコンビを組んだのだが、ある場面の解釈を巡って・・・・・(詳細は定かでないが、概ねこういう内容だと記憶している。)高倉健が「男はこんな場面では涙を流さない。」と言い、山田洋次は「それは健さんのことであって、世の男の全てではない。」と反論し、さらに「健さんが涙を流すのを見て、観客が涙を流すのであって俳優の仕事とはそういうものだ。」と言い・・・・。それ以来二人はコンビを組むことがない。幸せの黄色いハンカチはたくさんの賞を貰ったのだから、コンビを組むことが多くなるはずなのにそうならないのは、上のような事情があるからだ。N君、この話覚えていますか??
話は変わる。富士五湖の西湖のほとりに「彩呼亭」という「喫茶とお蕎麦」のお店があり、高倉健が時々フラッと寄ったりすることがあると女主人が言っていた。(本当で写真や高倉健の手紙もある。)筆まめな人でそこの女主人にも手紙をくれることもあるそうだ。西湖のそばに行ったら寄ってみるといいお店です。(眺めもいいし、お蕎麦も美味しい。)
またまた! 小生そんなことを言いましたかねえ? 記憶喪失のNであります。ところで『彩呼亭』には行ってみようと思いました。
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