絵本(と言うより写真集かな)を見る機会があり、そこに「アイアイ」の童謡が載っていた。今まで何度も聞いたり歌ったりしたことがあったのだが、詩を見ることはなかった。詩を見てびっくりした。「何じゃこりゃ!!」って感じだ。
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) おさるさんだよ
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) みなみのしまの
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) しっぽのながい
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) おさるさんだよ
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) おさるさんだね
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) 木(こ)のはのおうち
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) おめめのまるい
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ) おさるさんだね
聞いたり歌ったりしていると感じないのだが、詩を読むと(見ると)、「アイアイ」しかないじゃん!!って感じがした。このなんとも天才的な詩を書いたのが相田裕美という人らしい。アイアイと相田裕美さんについて調べてみたらこんなことが書いてあった。
アイアイの作詞者の相田裕美は、可愛い動物の歌を頼まれた際にアイアイという猿がいることを知り、名前が可愛いため、図鑑で見た特徴をそのまま歌詞とした。彼女はこの動物がマダガスカルでは「悪魔の使い」として気味悪がられていることや、アイアイの名前が現地人がこの動物を見て上げた驚きの声に由来することを知らなかった。そのため、現地においてもその不気味さから不吉な動物として忌み嫌われているアイアイが、遠く離れた日本では明るい曲調の童謡で親しまれることとなった。
確かに本物を見たらこんな詩はうまれなかったかもしれないな。
0 件のコメント:
コメントを投稿