2016年10月19日水曜日

ナメクジ (「ナメクジ」is known as the "slug" in English. )

ナメクジのことを書こうとしている。ナメクジのことを英語で「SLUG」(スラッグ)と言うらしいのだが、そのスラッグがおそらく名前の由来である「スラゴ」というナメクジの農薬の話だ。

白菜の苗を植えたのだが、一番頭を悩ませているのがナメクジの被害だ。他の害虫と違って夜になってから出てきて食害を及ぼすので、見つけることがとても困難なのだ。今までは「ナメキール」という農薬を使っていたのだが、この農薬は白菜の苗のそばに散布しておくと、きっと美味しそうな匂いを放つのだろう、ナメクジがこの薬を食べて、動けなくなるのだ。朝畑に行くと、沢山のナメクジが転がっている。(苦しそうにもがいている感じ)これは、この農薬を食べると体が痺れてしまい、動けなくなるので、日中の日差しで乾燥して死に至らしめる・・・・。という薬なのだ。(だから、翌日が雨だと、ナメクジの痺れが回復してしまい、逃げ出してしまうという難点もあるのだ。)今回、ホームセンターの店員さんの勧めもあって「スラゴ」という農薬を手に入れて散布してみた。あまり効果が見られないのだ。(ナメクジの死体が見られない。)製造元の薬品メーカーに電話をしてみた。(内容が長いので、電話で聞くことにした。)聞きたかったのは「ナメキール」などの薬剤との違い、なのだ。

担当者が教えてくれたのは「ナメキール」などの薬剤は素人向けの言葉で表現すると「痺れ薬」のような薬剤で「スラゴ」は「食中毒」を起こさせるような薬剤であること。だから、翌朝に「ナメキール」の場合は弱った個体を見ることが出来るが、「スラゴ」は本来の場所に戻ってそこで薬剤が効果を発揮して死に至る。そんな説明だった。それから何日か経って、畑を見ているのだが、白菜の食害が本当に減ってきている。確かに「スラゴ」はよく効いているのだ。
でも・・・・・・私みたいな人間はどちらかと言うと「憎っくきナメクジ」なので、苦しんでいる姿をみてスッキリしたいという残酷な気持ちもあるのだ。

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