2016年10月13日木曜日

イモリとヤモリ ( Please tell me the difference. )

Facebookに知り合いの人が「イモリ」と「ヤモリ」の違いを教えて!!と書き込んでいた。私は一応「ヤモリは家守り(やもり)家の壁などにいます。ちなみに爬虫類。イモリは別名「赤ッパラ」腹が赤いです。水の中にいることが多いです。ちなみに両生類です。」と書き込んでおいた。知り合いの人はお礼と「私も思った通りでした。」と返事をくれた。今日になって何となく気になって、ネットで調べていたら知らないことや、勘違いしていることも見つかったので書いてみたい。

まず名前についてであるが「ヤモリ」が「家守」が語源で家を守るように屋内にいることが多い。イモリは「井守」と書いて「井戸を守る」ように井戸や池のように水のある所にいることが多い。

ヤモリは爬虫類で、イモリは両生類(両棲類)であるが、両生類は両方(水と陸)で生活できることからこの名前がある。両方とも卵を産んで繁殖するのだが、両生類の卵は殻がなく、そのために水の中でしか卵をを産んだり育てたりすることが出来ない。逆に爬虫類は卵に殻があり、乾燥に耐えられるように進化したと考えられている。
また両生類は、魚類から進化して初めて陸上に上がった生き物で、皮膚がヌルヌルしていることが多い。爬虫類は皮膚がウロコ状でこれも乾燥に耐えることが出来るように進化したと考えられる。
卵から生まれたときには両生類は「幼生」(カエルのオタマジャクシが典型だ。)であるが、爬虫類は親と同じ形をしている。
いずれにしても、両生類から進化(分化)したものが爬虫類であり、その進化の方向は乾燥に耐えるという方向性にあった。そのために皮膚をウロコで覆い、卵の殻を作ったと考えることもできる。こうしてみると、魚類、両生類、爬虫類・・・と進化の過程をたどるように考えられる。

Uさんがこのブログを読んでくれるといいんだけどな!!

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