2017年2月21日火曜日

静かな怒り ( Events at the supermarket )

近所のスーパーが、期間中に買い物をしてレシートを保管しておくと、くじ引きの日に5000円で一回くじ引きが出来るというサービスをしていた。だから私たち客は、レシートを貯めて指定用紙に貼り付け、合計金額を計算しておき、くじ引きの日に店に行ってくじ引きをすると言うわけだ。

先週そのくじ引きの日にスーパーに行った。会場はかなり混んでいて列がつながっていた。私は期間中の買い物の合計が15000円程度となっていて、5000円で1回なので、3回のくじ引きに挑戦した。結果は2個のティッシュペーパー(外れということ!!)と1つのティッシュボックス(ビリ2等賞!!)であった。

それからしばらくして、何の気なしにスーパー入り口の「お客様の声コーナー」を読んでいたら、このくじ引きの事が書かれていた。とても静かな怒りに満ちた文章だった。

こんな内容だ。

「自分の前に並んでいた30代の男性が、レシートの合計金額が計算されていないからと言って店員に計算してから並びなおすように言われていた。困った顔をして帰ろうとしているので声をかけると「僕は計算ができないから・・・・・」と言っていた。他の対応は考えられないのか??」というのである。とても端正な文字で、淡々と状況が説明してあってこのお客様アンケートを書いた人の怒りが伝わってきた。激しい文より静かな文は心に届くね。

1 件のコメント:

  1. そうなんだよね。真正の怒りって沈黙から始まるんだよね。

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