2018年8月10日金曜日

抱きミョウガ ( Family emblem )

ミョウガで思い出した。家紋に「抱きミョウガ」と言うのがあると思う。今ネットで調べたらあったので画像を紹介したい。(左の紋様だ。)
どの家にも家紋があるはずなのだが、今の若い人は知っているかな?喪服を作ったりする時に袖の所に入れる紋のことだ。

以前、子供と一緒に家紋を調べたことがあった。部落によって家紋の種類や分布にが大きく変わることが分かり、とても興味深かった。
また、何と言ってもこの「抱きミョウガ」にしても他の家紋にしてもとてもデザイン性に優れていて、見ていても惚れ惚れするデザインの物ばかりだ。よくもこんな狭い空間に意匠を凝らし、しかも植物の特性を生かした模様を考えることが出来たものだと、日本人のデザインの感性に驚くばかりだ。

さて、その時に気付いたことなのだが、その家の家紋と、家の人(奥さん)の持っている和服の紋は違うのだ。ほとんどの場合は実家の家紋をほどこした和服を所有しているのだ。だから、家の紋とその家の奥さんが持っている服の紋は違うのだ。それにしても嫁ぎ先が決まったら、嫁ぎ先の家紋を入れて服を作ったらいいのに・・・・?と何度も思った。なぜ、嫁ぐ先の家の家紋の入った和服を用意して嫁入りしないのか??この事はいまだに自分の中で疑問として残っている。

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