2018年8月5日日曜日

砂時計における問題点 ( Trouble in hourglass )

昨日のブログの後で思い出したことがあった。もし近くに砂時計があったら、ひっくり返して砂の落ちるさまをじっと見ていてほしい。

砂時計は、よく見ていると砂の上(表面)の部分に渦巻みたいなものが見えてきて、中央から「蟻地獄」のような形を形成しながら崩れていくのだ。だから、もし砂時計の模型のような物を作って色のついた園芸用土を地層のように重ねて落としたら、まずは穴の近くの砂は落ちるが、その後は下の地層ではなく上の地層が渦巻のように下の落ちてしまうはずだ。

この事は案外大変なことであって、例えば養鶏場においてあるニワトリのエサを入れておくサイロのような物は、砂時計を半分に切ったような形をしているが、中に入ったエサが下からでなく上から(つまり新しいエサが先に落ちてしまうのだ。)古いエサから順番に落ちて行ってくれれば問題がないのだが、新しいエサが先に落ちてしまうと、もうすぐエサが終わりそうになった時に、新しいエサを上から入れると、また入れた新しいエサから下に落ちてしまうのだ。つまり下に古いエサがずっと残ってしまうことになるのだ。この事を解決するような砂時計を完成させることが出来たら特許が取れるね。

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