2018年8月7日火曜日

浜辺の歌 ( I sang this song when I was young. )

「サマーコンサート」に行ってきた。3人の歌手の素敵な歌声に暑さを忘れて楽しいひと時を過ごすことが出来た。オペラの歌曲だけでなく、懐かしい日本の曲も披露してくれた。クラシックに馴染みのない私なので、日本の曲は懐かしい曲ばかりで思わず心の中で一緒に歌っていた。

その中でも「浜辺の歌」 (詩 林古渓  曲 成田為三)はとても懐かしく聴いた。


あした浜辺を さまよえば  昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ  寄する波も 貝の色も

ゆうべ浜辺を もとおれば  昔の人ぞ 偲ばるる
寄する波よ 返す波よ  月の色も 星の影も

   

この曲。演奏前の進行役の人の説明によると、作曲の「成田為三」が林古渓の詩に曲を付けて恋人にプレゼントしたものなのだそうだ。こんな曲をプレゼントするなんて昔の人はロマンチックだね。(恋は成就しなかったらしい。)

歌を聞きながら、中学生の時に音楽の実技テストでこの曲を歌ったことを思い出した。実技テストは音楽の時間に一人ずつ隣室の音楽準備室で順番に行った。全員の前で一人で歌うのでは恥ずかしいから、隣室で一人ずつ行った。その時の音楽の先生はK先生。合唱の指導では市内で有名な先生らしい・・・・と生徒の間では噂されていた。お元気かな??

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