2018年8月1日水曜日

ジャボチカバ ( What ?? "Jabuticaba" )

「ジャボチカバ」と聞いて、何の名前か分かる人ってたくさんいないのではないだろうか?いや??それは自分を基準に考えているからで(実は情けない話、ジャコチカバと表題を書いていたのだった。)案外たくさんの人が知っているのかもしれない。
そのジャボチカバの話。私はジャボチカバのことを、この春急逝してしまったKさんに去年、教えてもらった。Kさんは、苗木を購入して育て始めたのだった。そのKさんの家のジャボチカバが実を付けたのだ。昨日見せてもらった。

上の写真はKさん宅のジャボチカバ。ジャボチカバは白い花が幹から直接咲き(写真の矢印の部分が花。)、ブドウの巨峰そっくりの実が、幹にくっ付いて実る。普通の果樹は枝先に花をつけ、実を実らせることが多いから、このジャボチカバは見たところとても不思議な果樹なのだ。

今、ネットで調べてみた。実の味はブドウに似ていて、春から秋に数回実をつける。成長は遅いが、幹が太くなるにしたがって収穫量が増大し、原産地のブラジルでは一度植えれば孫の代まで収穫できるといわれているのだそうだ。鉢植えでもよく結実し、耐寒性も強い。
果実は、日もちしないので、生食に適していてビタミンCやカリウムのほか、高血圧と脳卒中に効果があるタンニンと、抗炎症、毛細血管強化等に効果があるシアニンを多く含むのだそうだ。Kさん、天国で大喜びだね。

0 件のコメント:

コメントを投稿