2013年5月26日日曜日

ゴーヤの苗を発見 (Bud came out, without sowing)

タマネギの間に発芽していたゴーヤ
3.11の震災から、電力を極力節約するために、植物で「緑のカーテン」を作る運動が盛んになり、園芸店にはゴーヤの苗がたくさん並ぶようになった。私はゴーヤを毎年作っているが、ゴーヤは、こぼれた種で毎年発芽をしてくれる、有り難い植物である。ところが・・・・・今年はいつまでたってもなかなか発芽をしてこない。「今年はだめかな??」
今から種まきじゃ、とても間に合わないから、苗を買おうかな??などと考えていたら、今朝苗を見つけた。面白いもので一つ見つけると、「発芽しているんだ。」つまり「探せばあるんだ。」と思って探すから、次々に見つかり、結局6本のゴーヤの苗を見つけることが出来た。

ところで、「ゴーヤ」は「ニガウリ」とか「ツルレイシ」とも呼ばれていて、なんと呼んだらいいのか迷ってしまうことも多い。ついでに調べてみたら・・・・・・。

分類学(生物学)上は「ニガウリ」と呼ぶのが標準。
「ゴーヤ」は別名で、沖縄方言の語尾の長音が欠落した形。
栽培の分野では「ツルレイシ」と呼ぶのが標準的らしい。
つまり
★標準和名(生物学)とその漢字表記…… ニガウリ(苦瓜)
★農学・園芸学分野での通用名…… ツルレイシ
★沖縄方言から普及した別名……… ゴーヤー、ゴーヤと考えたら良いみたいだ。

私の借りている畑では、このゴーヤ以外にも
青シソ(紫蘇) 赤シソ サニーレタス 白ウリ カボチャ
バジルなどが、種まき無しに(去年こぼれた種で)発芽をしてくれて、私を楽しませてくれる。

ところで、ゴーヤはキュウリと同じように支柱を立て、ネットを張り、つるを誘引して育てる。つまり、他の植物みたいに茎を食物繊で強くして、自分の身体を保持するのではなく、ツルを絡ませて自分の身体を保持するから、茎を固くする分の余分なエネルギーを使わないために、早く育つことが出来る。

暑くなることには、あの独特の長さのゴーヤが収穫できるはずだ。楽しみである。

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