本を読んでいると「成る程!!」って思いつつ、「本当にそうなのかな?」って半分疑問に思うことがある。科学は案外ある現象を片方の都合だけで説明したがる事が多い。
ドングリの木がドングリの実をリスなどの小動物に食べさせることによって、遠くに種を運ぶ事はよく知られているのだが、今回読んだ本には、ドングリの木は豊作の年と凶作の年を交互にすることによって、(凶作の年にはリスの個体数が減る)豊作と時に食べきれないような状況を作り出し、種を効率よく遠くに運んでいると言うのだ。本当かな????ドングリの木がそんなことを恣意的にしているのだろうか??と疑問に思った。
実のなる木は、ミカンや柿などが有名だけど、表年と裏年を繰り返す性質をもっている。でもそれは
・その年が、生育に適した気候の年ならば、実はたくさんつき「表年」になる。
・表年に豊作となると、果樹自体が実を付け過ぎたことで体力を消耗してしまい、その翌年は裏年(凶作)になる。
と理解していて、まさかドングリの木自身がそのように自分をコントロールしているとは・・・・とても思えないのだ。というか科学ってこう言うような偶然と必然を取り違えるような間違えをしていないのかな・・・、と最近思っている。対象を主語にして擬人化して書くのが間違えの始まりの様に思うのだが・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿