2014年4月29日火曜日
水路の掃除 ( I was cleaning the waterway. )
今日は、地域の用水路の清掃だった。(毎年「昭和の日」に行われる。)一年間に溜まった泥を水路から出してトラックで運ぶ。今から20年ほど前にはこの水路でホタルを見かけたこともあった。しかし生活排水も流れ込むのでだんだん生き物はいなくなってしまったのだが、今日泥を上げたらドジョウが出てきた。流石にドジョウが出てきて「こんにちわ」とは言わなかったのだが、嬉しくなって家に持ってきて小さな水槽に入れておいた。
そのことをブログに書こうとしている。こんなことを聞いたことがないだろうか??
「どじょう豆腐」、「どじょう地獄」という豆腐料理があり、鍋に水を入れ、豆腐といっしょに生きたままのどじょうを入れて煮る。湯がわいてくると、どじょうが熱さに耐えかねて、まだ冷たい豆腐の中にもぐりこんでしまう。その豆腐もしだいに熱くなるので、豆腐の中にもぐりこんだどじょうも一緒に煮えてしまう。この料理は、周りの人からは湯豆腐を食べているようにしか見えないため、昔から肉食を許されなかった僧侶たちには格好のごちそうだったと伝えられていて、豆腐に隠れて、こっそり肉の味を楽しむことができた。・・・・・・
私はずっと今日までこの話を信じていたのだが・・・・・。
今日、ブログにアップするにあたって心配になったので調べたところ、現実には言い伝えのように、どじょうが豆腐の中にもぐりこんだりしないそうだ。これまで多くの人がこの鍋を試しているが、豆腐を煮た鍋にどじょうを放すと、熱湯を飛び散らせて踊ったものの、豆腐の中には逃げ込みまないし、水からどじょうを放しておいても、豆腐のなかに入る前に、あっさり煮えてしまうそうだ。豆腐に穴をあけて試してみても、やっぱりどじょうは入らないみたいだ。数年前にはNHKでも、この料理を取り上げて、さまざまなタイミングでどじょうを放したのだが、どの場合もどじょうが豆腐にもぐることはないという結果に終わったそうだ。
「どじょうが熱さに驚いて冷たい豆腐に逃げ込む……」という発想はなかなかユニークで、何ともありそうな話だが、この料理は、幻の料理であり、僧侶たちがこっそりこの鍋を楽しんだというエピソードも、「こんなふうにしてどじょうを食べたい」という願望だったのかもしれない。
ブログにこんな風に料理して食べるといいよ・・・・・なんて書かなくてよかった!!いずれにしても
よくできた話って気を付けたいね。
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