2014年4月26日土曜日

カラスなぜ鳴くの ( Why crows cry ? )

最近、朝カラスの「カァー、カァー」という鳴き声で目が覚めることが多い。日の出前から鳴き始める。朝起こされることよりも電線に留まったカラスが糞をして、それが車のボンネットや屋根に落ちてきて汚くなることが悩みの種だ。この時期朝になると大声を上げて鳴き交わすのはどうやら繁殖期に入ってきているから・・・・らしいのだが、糞を水で洗い流して下を見るとカラスの羽が落ちていた。
専門家はカラスの羽からカラスの種類や性別まで分かるらしいのだが、「カァー・カァー」と澄んだ声で鳴くのはハシブトカラスで「ガァー・ガァー」と濁った声で鳴くのがハシボソカラスだから、我が家の車を汚す犯人はハジブトカラスだということになる。
 

ところで、そのカァーカァーを「可愛い、可愛い」と鳴いていると歌った「カラスなぜ鳴くの、カラスは山に、かわいい七つの子があるからよ。」の歌詞について、私はあまり深く考えずに、七つの子は七歳の子と考えていたのだが、七羽の子と考えている人がいることを知った。七歳でも七羽でもカラスの生態と合わなくて矛盾するのだが・・・・・諸説あるらしい。
カラスは寿命は5歳くらい(7歳は異常に高齢になる)。こうしてみると「七つ」は7歳ではないようだ。しかしからすがひなを産むのは5羽まで、7羽も一度にひながいるのはおかしい。どうも色々な説があるようだがはっきりしたものは見つからない。作詞者の野口雨情の子が丁度そのころ七歳だった、またその後この子が7歳で亡くなってしまったので、七つに特別な思いがあるというのが定説のようだ。また「あ」の音(おん)が繰り返し使われ、三つでも二つでも「あ」の音ではないので・・・・という説もある。

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