2014年5月7日水曜日

ころり転げた木の根っこ ( Rabbit fell in the roots of the tree. )

骨董市で買ったウサギの水差し
最近、神社やお寺の境内で「骨董市」をやるのが流行っている。私は骨董が結構好きで、時々のぞいてみるのだが、骨董を見たりすることも楽しいが、お店の人と話をしたり値段を交渉したりするのが結構楽しいのだ。
2年ほど前に静岡の小梳神社(おぐしじんじゃ)で骨董市をやっていたのでのぞいてみると、気になった物があった。それは書道用品のウサギの形をした「水差し」だった。焼き物でも彫刻でもウサギは形が難しいのか・・・・素敵な作品を見たことがない。しかし、店頭に並んだこのウサギの「水差し」は気に入った。店主に値段を聞いたり「少し他の店を回ってくる」とか言って相手の気を揉ませたりして、少し頭を冷やして考える時間を確保したり、また自分の財布と相談をしたりしていたら、骨董店主が「ご主人、こうしましょう。『ころり転げた木の根っこ』って歌もあるから、この木の根っこの置物をつけて、1000円値引きしましょう!!!。」
私は勿論、値段もうれしかったのだが『ころり転げた木の根っこ』で大笑いしてしまって、買うことになった。ウサギは今わたしの机の上で私を見ている。

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