春先と言ってもまだ寒かった頃から本当に長い間咲き続けてくれたスイートピーの花が枯れてきたので処分した。枝を切っているとアブラムシが一杯たかっていた。よく見ると蟻がアブラムシの間を行ったり来たりしている。
(赤い矢印の先が蟻である。)
蟻とアブラムシ、中・高校生の頃に生物の授業時間に「寄生・共生」という学習をしたときに例として教えてもらったように思う。
共生というのは、2種類の生物が互いに利益を交換しあって生活することを意味する。つまり
アリは、アブラムシの腹部の先端から出る甘い排泄物を餌にし、アブラムシはアリに排泄物の掃除をしてもらい、また、さまざまな敵から守ってもらうという訳だ。
これに対して「片方の生物は利益を得るが、もう片方の生物は利益を得ることがない関係」を寄生という。動物の消化器などに寄生する寄生虫などはその典型である。
私が幼少の頃には、寄生虫の検査のために「検便」といって、便をとって検査をしていた。朝、学校に提出するのだが、私の友人のW君は朝、便所によっても出なかったので登校途中に犬のウンチをみつけ、それを学校に提出したら、後日、人には寄生することのない「寄生虫」が検査で発見されて担任から大目玉をくった。W君、最近会わないな!!!お元気かな?
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