2015年1月23日金曜日

水仙 ( Language of flowers is self-love )

あまり花の咲かないこの時期なのに、庭に水仙の花が満開だ。そういえば水仙で有名な伊豆の爪木崎もこの時期が見ごろだったと記憶している。

小さな庭の花壇の際に一列に並べてあるので、群生した感じがしてこない。そこで、切り花にして食卓に飾ることにした。

スイセンの学名は、Narcissus(ナルシサス)

ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来するといわれている。例の水鏡に映った自分の姿に恋をしてスイセンになってしまう、という神話だ。これが「ナルシスト」の語源となっている。だから花言葉もそれを表すものとなっているようだ。

我が家の花壇には「ラッパ水仙」の球根も植えてあり、そちらは春先になると満開になる。
ラッパ水仙は卒業式等の会場を飾るのによく使われる花であるが、こんな愉快な記憶がある。
その年の冬はとても寒くて、ラッパ水仙の開花が遅れてしまい、鉢には葉だけしかない、私ともう一人の係(N氏)は一計を案じた。式の前日にラッパ水仙の切り花を購入し、購入してきた切り花に竹串を挿し、鉢の葉の間に自然になるように埋めたのだ。切り花で、花の方向は自由に変えることが出来るので、咲いている花を会場の方向に花を向くようにした。(自然に咲いた花だとこう言う訳にはいかない)「今年のラッパ水仙、今までで一番きれいだな・・・。」と言われ、私とN氏は顔を見合わせて大笑いしたのだった。

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