お正月の生け花には、よく銀色に染められた柳の木が使われることが多い。同じくよく使われる松の木の緑と相まってとても華やかなイメージになる。我が家でも毎年「銀色の柳」を購入して生け花を飾っていた。
しかし、去年、ポーラ美術館に寄った時に、美術館のショップに銀色の柳をイメージしたであろう花瓶が売られていて(しかも買うことが出来る値段だったので)購入してお正月に飾っている。
今年は庭に咲いていた「和水仙」を一輪飾った。本当は銀色の枠を超える背が高い水仙を飾りたかったのだが、寒いせいか水仙の背が伸びずに花を咲かせてしまっている。でも飾られた和水仙はけなげに香りをほのかにさせて部屋を華やかにしてくれている。

閑話休題。急に気づいたことだが、最近車にお飾りをつける人がいなくなったと思いませんか??私は今年は一台も見ていません。昔はどの車も(自転車でさえ)左の写真のようにお飾りを車のフロントや、フロントに取り付けられない場合はミラーにぶる下げたりして飾って走っていたと記憶している。今年、車にお飾りをして走っている車を見た人・・・いますか??
そういえば小生も見ていないことに気づかされました。何故なんだろう? 急速に伝統とか習慣が失われつつあるのかなあ。
返信削除恐らくマスメディアの影響が多いように思いますが、如何?
昔は玄関にも車にも台所や仕事場にもお飾りがあって、きっと日本人は今よりずっと神様を信じていたんだね。
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