2015年3月9日月曜日

転ばぬ先の杖 ( Prevention is better than cure. )

「転ばぬ先の杖」を英訳すると ”Prevention is better than cure. ” となることをネットで検索して知った。そのまま拝借して副タイトルとしたのだが、直訳すると 「予防することは治療するよりも良い」となる。「転ばぬ先の杖」を「予防は治療よりもベターだ」と言い換える術が素晴らしいなぁ。英訳ってある意味、日本語訳でもあるんだね~!!N君!!!英語の能力の高い人は英語が・・・と言うより語学の力が高いんだね。

さて親戚の人が洗濯機が壊れてしまったというのだ。脱水になると洗濯機が止まってしまうらしい。毎日必要なので親戚の家の洗濯機を借りたりして間に合わせているとのこと。直せたら直して欲しいと言われて、親戚の家を尋ねたついでに見せて貰うことにした。繰り返し洗濯機を運転してみると、確かに「洗い」の時には動いているのに、洗いが終了して「脱水」に移行するとモーターが止まって「停止」のメッセージが表示される。何度行っても同じだ。停止した洗濯機を開けて中を見ると水が溜まっていて、排水が出来ていないことに気付いた。排水は電気と関係なく行われることであるから・・・・と考えて排水溝を調べてみたら洗濯機の排水パイプが繋がっている場所でひどく詰まっていることが分かった。それを掃除してスイッチを入れたら全く問題なく洗濯機が動いた。つまり、洗濯機のセンサーが排水溝が詰まっていることを感知して、このままでは排水溝があふれてしまうと判断して、洗濯機を止めたと言うわけだ。昔の洗濯機ならそのまま脱水が働いて、排水溝の周りを水浸しにしてしまう。でのその代わり、原因を知ることが出来た。
今の洗濯機はセンサーがあちこちに張り巡らされていて、大きな事故にならないように予防しているわけだ。どっちが良いのだろう??今の電気製品(だけではないが)は将に「転ばぬ先の杖」なのだろう。でも「停止したら専門家を呼べよ!!」という傲慢さも感じてしまう。
実はわが家の洗濯機も調子が悪くて、最後の脱水の場面になるとトラブルを起こす。それがどんな場合に起きて、どんな場合は起きないのかを毎日実験している。だいぶ解決に近づきつつある。ちなみに私はしっかりと「実験ノート」を付けています(笑)

1 件のコメント:

  1. そうなんです。言葉って、ほとんどその人の生き方、考え方に近いと思います。日本語と英語、それぞれに命が宿っていると言えます。

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