2015年7月19日日曜日

レベラー ( It's a great item. )


「レベラー」って聞いて何か、そして用途がわかる人って少ないのではないだろうか??先日、近所の家の新築現場を見て、一本の釘から家づくりがスタートすることに感激してその事をブログに書いた。それから、その写真を撮りに行った時に、丁度「レベラー」と言う物を使って仕事をしてたので、私はその基礎工事をしている人から教えてもらったのだが、何とも素晴らしい物でとても感激した。

コンクリートを打つ時になるべく水平にすること・・・これは左官屋さんの大命題だ。長年の経験に加えて水準器などで水平を決めていたそうだが、この「レベラー」という製品のおかげで、水平がとても簡単に、しかもかなりの精度でできるのだという。原理は簡単で、世の中で一番水平な物は水面であり、コップを傾けても水面は常に水平を保っている。その原理を利用して「レベラー」はコンクリートでありながら、とても水っぽく流れるように水平にしたい面に流し込むのだ。時間が経つとコンクリートと同じように硬く固まる・・・、と言う訳だ。レベラーを使うと、基礎工事の面が1度以下の狂いで納まるのだそうだ。
1度の狂い・・・・ってことは・・・・・10メートル先では・・・・・・と先程から考えている。きっとタンジェント(tan)1度のはずだから・・・・と三角関数の対応表をみると、0,0174・・となっている。手前と奥の距離が10メートルあると、10メートル先では17センチも狂ってくることになるのだ。等と計算をしながら「高校生で三角関数を習ってから初めて生活の中で使った。」と気づいた。高校の数学のO先生、三角関数使いましたよ!!(笑)

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