2013年8月29日木曜日

夏休みの自由研究 (How  do we  solve the question ?)



熟して割れたゴーヤの実  赤い果肉に包まれた種が見える
夏休みが終わりに近づいてきた。畑のゴーヤの実が割れて、中身が見えた。種が真っ赤な果肉に包まれている。このゴーヤの割れた実を見ながら、Sさんのことを思い出した。

Sさんは、ある日子供に「授業では『植物の種は、温度と水分があれば、光が無くても発芽する』と習ったけど、なぜスイカは水分も温度もあるのに発芽しないのですか?」と聞かれたのだという。スイカの実の中に黒く点在する種。黒いと言うことは種として成熟している訳だから、水分があれば発芽しても良いはず・・・・・水分はスイカの果汁で充分すぎる・・・・。でも、スイカを切った経験はたくさんあっても、種から芽が出ているのを見たことはない。何故だ・・・・・。

ここからが、Sさんの凄いところで、子供と一緒にスイカの種を水洗いして、シャーレに置き、水分だけで育ててみたらしい、すぐに発芽したというのだ。「え~~~????」となって、今度はスイカの果汁を混ぜた水で育ててみたら、発芽しなかったというのだ。

ということは・・・・・果汁の中に発芽をさせないような成分が含まれているのだ、と考えついた。そこで、今度はそれはどんな物質なのかを果汁の成分を考えて、消去法で実験をしていって・・・・・結局、果汁の中の果糖という糖の一種が発芽を阻害しているのだと突き止めることが出来たというのだ。

よく考えてみると、畑でスイカの実がはぜて、たねがこぼれた時にすぐに発芽したら困ったことになる。つまり、秋から冬に向かう時に発芽したら、寒くて育たないのだ。できたら、暫くは発芽しないでいて翌年の春になったら発芽して欲しいのだ。秋になり気温が低くなれば、発芽はしないからしばらくの間発芽が抑制できればいいのだ。だから自然にスイカがはぜると、果汁が種の周りに染み渡り、果糖(糖分)が土に混じるから、糖分が土から無くなるまで、しばらく発芽はしないのだ。(植物は上手くできているね。)

わたしは、このSさんの子供との研究のストーリーが大好きだ。研究の動機、研究の方法、まとめ・・・・・・全く完璧な短編小説みたいなストーリーだと思う。

2013年8月28日水曜日

オクラの実の収穫術 (Please cut off the leaf ) 


アッという間に大きくなってしまうオクラ

オクラは、収穫を忘れるとアッという間に大きくなって「お化けオクラ」になってしまう。そのことは分かっているのだが、オクラの実は見つけにくくて取り忘れてしまうことが多い。


大きくなるだけなら、食べる量が増えるのだから、こんなに良いことはないのだが、小さく若いオクラがみるくて美味しいのに対して、大きくなってしまったオクラは、中に入っている種が固くなって歯にあたるし、皮も固くなってしまって美味しくなくなる。


何事も面倒くさがりのくせに、格好ばかり付ける私は最近、小さいなオクラを「料亭のオクラ」などとバカなことを言って収穫をしている。(忘れて大きくなってしまうと困るからなのにね・・・・)


隣の畑を私と同じように借りて農作物を作っているUさんは、私と違って研究熱心で、良く本を読んだりテレビを観たりして、情報を私に伝えてくれる。

そのU氏によると(U氏はテレビで観て知ったそうであるが・・)オクラは見つけて収穫をしたら(オクラの実は葉っぱの根本に付いている)そのオクラの実の付いていた葉っぱを切り落としておくと(葉っぱの根本にある実を大きくすると、その葉の役目は終わるのだそうだ)常に一番上の葉っぱを見れば良くなるので、収穫を忘れることがないそうだ。
実を収穫したら葉っぱもついでに切り落とすと良い

2013年8月23日金曜日

夏も元気なゴーヤ



6月12日  ツルが伸び始めた頃
                                                                                                                          ゴーヤの成長は本当に早い。電力不足を補うために「緑のカーテン」に推奨されるのもよく分かる話だ。我が家のゴーヤは「緑のカーテン」と言うよりは「緑の壁」のようにまで成長していて、強い風なら風を受けて倒れてしまいそうだ。

上の写真は6月12日で下の写真は8月23日(今日)だ。よく分かるようになるべく同じ位置から写真を撮ってみた。こんなに短い間に、ここまで成長するのだから、すごい。

ところで、今日8月23日は「処暑」なのだそうで・・・・・暑さが納まる日らしい。一体どこに納まっているんだいと言いたい位・・・・・どうなっているんだろう。本当に暑い毎日だ。

今日のゴーヤ




2013年8月21日水曜日

空心菜 (中身が無くって、元気な・・・・・)

一月ほど前に、最近よくブログに登場するBちゃんから「空心菜」の苗を頂いた。(台湾旅行の際に手に入れたらしく、血統書付きの空心菜なのだ。)定植して一月、最近では収穫出来るまでに成長し、しかも元気だ。夏になると畑ではどの植物も元気がない。おまけに今年は雨が無く(北海道とか東北は豪雨の被害が出ているみたいだけど・・・・。)夏には強いはずのサツマイモさえも元気がない。
そんな中、私の畑では「ゴーヤ」と「空心菜」だけが元気だ。収穫できるという喜びにも増して、元気な植物を目に出来るのはとても嬉しいものだ。こっちも元気を貰えそうな気がする。この「空心菜」は、茎が空洞になっていて、このため、空心菜通菜呼ばれている。(下の写真参考)

家人に「空心菜」だけ、畑で元気なんだ・・・・、と伝えると「中身が空っぽで、から元気・・・・・そっくりな人がいるわ!!」との返事。そっくりな人が誰なのかを聞くのは恐ろしいのでパスした。
空心菜  茎の中が空洞だ


2013年8月17日土曜日

ウコン (Have you ever seen the flower of turmeric?)


ウコンの花
私自身が「飲んべえ」(いや、アルコール愛飲者)であるからなのか、周りにお酒の好きな人が多い。

スコッチをこよなく愛するN君、ビール党のS君、日本酒大好きOさん・・・・・・そんな彼らは「ウコンの力」は知っていても、綺麗なウコンの花は知らないのではないか??と考え、ブログで紹介しようと決心した。(決心するほど大仰なことでもないね)

ウコンの花は暑い盛りに咲く。清楚な色でとても綺麗だ。しかし他にあまりない形で、○×みたいな花というような比喩ができない。

ところで、「飲み会」の時には必ず「ウコンの力」を飲んでから出掛けるという人がけっこう多い。「ウコンの力」は本当に効くのかな??一説によると次の日に二日酔いになることがない・・・・らしい・・・・。しかし、二日酔いになるほど飲まなければいいよね。そう思いませんか「ウコンの力」党のS君。

2013年8月16日金曜日

茗荷を収穫

収穫した茗荷(今朝は4つ収穫できた)
茗荷が、庭の隅に植えてある。植えてあることすら忘れてしまう。だから「茗荷を食べると、物忘れがひどくなる」・・・・・と言うのは今考えついた大嘘で、調べてみると、本当は「お釈迦様の弟子の一人が、自分の名前を忘れてしまうため、お釈迦様が首に名荷(名札のこと)をかけさせた。しかし名荷(名札)をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかった。その事から茗荷を食べると物忘れがひどくなると言う言い伝えが出来た・・・・と言うのが本当らしい。

茗荷は、土から顔を出す所を見つけて掘り出すのだが、一つ見つかったら近くの土を掘ってみると、土の中に隠れた他の茗荷も見つけることが出来る。

見つけると嬉しいのだが、庭の隅の日陰に植えてあるので蚊に刺されるのが厄介だ。
今夜は早速夕食で食べた。自分の名前を言ってみる。OKだ。物忘れは進行してない!!!


2013年8月15日木曜日

クマゼミとアブラゼミ  (Please read this report. )


クマゼミ(最近増えた)

アブラゼミ(最近見かけない)
セミを友捕りする記事をアップしたり、蜘蛛の糸で蝉を捕まえる記事をアップしたり、蝉の記事ばかりが続いて恐縮だが、アブラゼミを友釣りしようとしているのだが、全く見つからない!

ここ何年か、私はアブラゼミが減っているな~と感じていたし、夏の深まりと同時にチイチイセミが鳴き、アブラゼミが続き、クマゼミ、そして夏の終わりにツクツクホウシが鳴くという順が崩れて、一斉に特にクマゼミがいきなり大音響で鳴き出すのが最近良くあるパターンだな。何故だろう、不思議だなと思っていた。

今回アブラゼミが見つからないのでネットで調べてみたら、やっぱり同じ事を考え、しかも調べているという立派な人がいることが分かった。以下その記事をコピーする。興味のある人はぜひ読んでみてほしいと思う。

アブラゼミが減り、クマゼミが増えたのは、都市部の緑化が原因-。大阪市立環境科学研究所(同市天王寺区)が、市内と郊外でアブラゼミとクマゼミの死骸(しがい)を調査し、アメリカ昆虫学会で論文を発表した。都市部の緑化によって野鳥が増えたことにより、鳥の捕食に対する回避行動が異なる2種のセミの個体数の割合が激変したという内容。これまでは、気温の上昇がクマゼミ増加の主原因と考えられていただけに、今回の論文に注目が集まりそうだ。
 論文を発表したのは、環境科学研究所の研究員、高倉耕一さん(36)と山崎一夫さん(39)=ともに生態学。
 高倉さんらは大阪市内の公園4カ所と郊外の公園3カ所で、クマゼミとアブラゼミの成虫の死骸約3700匹を集めた上で、死亡要因などを分析。その結果、野鳥によって捕食された跡がある個体の割合は、郊外ではともに60~75%でほとんど違いがなかったが、市内では、クマゼミの捕食率が郊外とほぼ同率だったのに対し、アブラゼミは90~100%が鳥に食べられていたことが判明した。
 また、2種のセミの死骸が落ちていた位置と樹木との距離の違いから、“捕食回避戦略”が異なることを発見。野鳥に襲われた場合、高い飛行能力を生かして遠くに逃げるクマゼミに対し、アブラゼミは近くの別の木に隠れる習性があることが分かったという。
 高倉さんらはこれらのデータを踏まえ、「大阪市内などの都市部では緑地が回復傾向にあるため、飛来する野鳥が増えているが、郊外ほどは樹木が密集していない」とした上で、「周囲に障害物がないため、クマゼミは速く飛び去ることができるが、アブラゼミは野鳥から身を隠し通すことができない」と結論づけた。
 大阪市立自然史博物館(同市東住吉区)などによると、市内でクマゼミが生息する割合が全体の70%を超えるのに対し、郊外ではアブラゼミが大勢を占めている。昭和40~50年代には府全域でアブラゼミが80%を占めており、主に市内で激減したといわれている。
 セミの個体数の変化をめぐっては、ヒートアイランド現象で気温が上がった都市部の環境に、アブラゼミが弱いことが原因として挙げられていたが、高倉さんは「北海道や東北など気温の低い都市部でも、アブラゼミの減少が報告されており、矛盾する」と指摘。アブラゼミを保護するなら「単に緑地面積を増やすだけでなく、枝ぶりや配置など樹木の空間構造にまで気を配る必要がある」と話している。

なるほど、こんな事を調べている人がいるんだな~!!

2013年8月12日月曜日

蝉を捕まえる (My name is "Spider-Man".)

蜘蛛の糸を張ったタモ
Bちゃんの所に遊びに行った時に、最近手に入れにくくなった「蝉ダモ」は、代わりに「海老ダモ」を釣り道具屋で買い求めると良い・・・、とBちゃんから教えて貰ったという話は、少し前のブログに書いたのだが、その時自然の流れで蝉取りの話になり、Bちゃんは小さい頃に蜘蛛の糸で蝉を捕まえた話をしてくれた。

話の中身は、女郎蜘蛛の巣を見つけたら、針金のような物で円形を作り(イメージでいうと金魚すくいのポイ《金魚すくいの紙が張ってない枠みたいな物》で)、蜘蛛の巣をかすめ取って金魚すくいの紙に部分に蜘蛛の糸が張られるようにする。それで蝉を捕ることが出来る、と言うのだ。私は蝉を蜘蛛の糸で捕まえたことはないので、「え~蜘蛛の糸で捕まえることが出来るの?」と返事をしながら、本当は「可能なのかな????」と感じていたのだった。(蜘蛛の糸は細いし、いくつかの巣を重ねるとはいっても、蝉は暴れるし・・・)

その事をすっかり忘れていたのだが、昨日散歩でアブラゼミが蜘蛛の糸に引っかかってもがいているのを目撃して、Bちゃんの話を思いだした。「あれ、Bちゃんの言う通り、蜘蛛の糸で蝉はとれるんだ。」

今朝、さっそく針金で円形を作り、家の周りに巣作りをしている女郎蜘蛛の巣を片っ端からかすめ取った。(家の周りの蜘蛛の巣は無くなり綺麗になるし、蝉は捕れるしこういうのを一石二鳥と言うんだ。)そして、急いで近くの小学校の校庭に蝉取りに行った。緊張する。でも・・・・・・やったよ。捕まえた!!!!!!!!!でも二匹目の蝉を捕まえようとした時に穴があいてしまった。たくさん捕りたい時はやっぱり蝉ダモだ。(笑)
蜘蛛の糸のタモで捕まえたアブラゼミ

2013年8月11日日曜日

おばけゴーヤ、その名は「小錦」

取り忘れてしまうと、大きくなってしまう野菜。「キュウリ」は大きくなるスピードが凄い。例えば朝と夕方では全く大きさが違う。一方「オクラ」は大きくなるスピードが速いわけではないけど、見つけにくいから取り忘れて大きくなってしまう。今回取り忘れて大きくなってしまったのは「ゴーヤ」だ。ゴーヤはどちらかというと、後者、つまり実を見つけにくいから取り忘れてしまうタイプだ。写真のおばけゴーヤは一応「小錦くん」という名前を付けた。と言ってもすぐに食べてしまったが・・・。


おばけごーやの「小錦くん」
ところで、ゴーヤ料理は「ゴーヤチャンプルー」が有名であるが、最近我が家では「ゴーヤのお浸し」がマイブームだ。作り方は簡単で、ゴーヤを半分に切って中身(種とわた)を出し、薄く切っておく。沸騰したお湯の中にさっと(本当に短い時間)くぐらせて、水分を切るためにしぼって出来上がり。皿に盛って「おかか」でもかけて、醤油で食べる。これが、苦みが残って本当に美味しい・・・・・と言うか・・・・・・酒の肴にピッタリだ。(スコッチには合わないかも知れないけど、ビールにはぴったりだ。)

2013年8月8日木曜日

扇風機  (An antique electric fan )



ナショナル製の扇風機
 
暑い!!!夕方のニュースは暑さによる熱中症の事からスタートする毎日だ。

そんな中、その骨董扇風機は、時々立ち寄る骨董屋の奥でそっと私に見つけてもらうために待っていたという風に・・・・私には感じられた。(笑)

この手の品物は値段を言うと大体「え~~」という悲鳴に様な声に続いて「こんなきたない物を・・・」「私ならくれると言っても要らない。」というような感想が続くので、値段は明かさないようにする。

まだ現役で扇風機の羽根は回るのだ。(多少埃は被っているが・・)しかも2段階で強弱の風力調整が出来る。勿論首振りも可だ。ビックリするほど重く、安定感があり、ちょっとのことでは倒れたりしないはずだ。(本当に重くてビックリする。昔の扇風機は重かったんだね。)

私はけっこう気に入っていて、今もブログの書き込みをしながら扇風機の風に当たっているのであるが、今回手に入れて一番ビックリしたことを書いてみたい。

家に持って帰ってきて、一応布で拭いていたら、扇風機の羽根の裏あたりに、ベアリング(鉄の玉)がはまっている穴があるのだ。
「何だろう??」分からなくて骨董屋に聞きに行ったら「油を差す穴」なのだそうだ。

ここから先は、私の文章に依る所も大きいが、生きてきた年代の違いで、文章を読んでも分からない人もいるかも知れない。油を差す穴とは、こういう事のようだ。
ベアリングが穴にはめられているので、昔のミシン油を注入する針の先で、ベアリングを押して空間を作り、その中に油を注入するのだ。つまりその箇所が扇風機の摩擦する部分なのだ。

油の注入口

ミシン油を差す道具

メンテナンスする為の穴を設計段階から考えて昔の器械は作られていたんだ・・・、本当に凄いことだと感心した。今の電化製品は使い捨てであり、扇風機も回らなくなったら捨てるんだね。昔は使い捨てることなく、故障しないように工夫して作られていたんだと、背筋がシャンとした。昔の人は本当に偉いね。


2013年8月7日水曜日

蝉取り  (She enjoyed the catch of the cicada.)


Bちゃんに教えて貰って購入した「海老ダモ」を釣り竿に縛り付け、早速親戚の子供と蝉取りに行った。幸いにも子供の家の前の空き地に生えている木にたくさんの蝉がとまっている。

使った釣り竿は3㍍60㎝で、けっこうな長さだ。かなりの高さにとまっている蝉まで捕まえることが出来そうだ。早速、竿を伸ばして蝉を捕まえようとしたのだが・・・・・・・・、棒は長くなると思い通りに操作できないものだ。手前の小さな動きも、3㍍60㎝先になると大きな動きになってしまうからだ。しかもその子供はまだ幼稚園の年中組の年齢であり、なかなか思い通りに蝉ダモを操作できないのだ。

このままでは逃げられてしまうので、仕方なく私が手伝ったというか、まずは手本を見せたのだったが、首尾良くアブラゼミを捕まえる事に成功し、竿を短くし、蝉ダモに入っている蝉を取り出そうとした瞬間・・・・・・・・「誰が楽しんでんだかね??」という声が背後から聞こえてきたように感じた。家人の声によく似ていた。

ひょっとしたら「神の声」だったのかも知れないが・・・・私は幻聴であったと信じたい。

今日は「立秋」。暦の上では秋でもまだまだ暑い。
光は衰えても気温の変化は光の変化よりの遅れて表れるかららしい。一日の気温も南中する時刻により気温が一番高くなる時刻は遅れるから・・・・・・。

今日から「暑中お見舞い」ではなく「残暑お見舞い」となる。みなさん「残暑お見舞い申し上げます。」

2013年8月4日日曜日

蝉だも ( What kind of shop , can we get it ?)


蝉ダモの代わりに買った海老ダモ
蝉ダモが欲しいと思っていた。もうすぐ我が家に来る予定の親戚の子どもたちを蝉取りに連れて行ってあげようと考えたのだ。

昔は近所に「駄菓子屋」があり、そこに行けば蝉ダモが置いてあった。でも最近は駄菓子を売っているお店はあっても、「駄菓子屋」はない。

先日、Bちゃんに蝉ダモを買いたいけど、どこにも売ってない(実はホームセンターや100均には行ってみたけど売ってなかった)と言うと「釣り道具屋」で「海老ダモ」を買ったらいいよ。と教えてくれた。

Bちゃんは珍しい位知識が広く深い、また知識が多い人にありがちな頭でっかちでなく経験も豊富なのだ。BちゃんでなくBさんとかB様と呼ばなくてならない位なのだが、敬愛の気持ちを込めてBちゃんと呼ばせてもらっている。

直径を小さくして深さを増す
今日、早速「釣り道具屋」に行ったらBちゃんの言う通り「海老だも」が売られていた。270円であった(昔駄菓子屋で売られていた頃は、いくら位だったのかな)

早速買ってきて・・・・これもBちゃんから教えて貰った通り「海老ダモ」の直径を小さくして、(直径を小さくすることによって)たもの深さを深くした。そうすれば、たもに入った蝉がもがいても逃げられない・・・と言うわけだ。

釣り竿の先に付けて・・・・親戚の子どもたちと蝉取りに行くのが楽しみだ。

でも、その時には「直径を小さくして使うんだよ。」とBちゃんに教わったことは内緒で、子どもたちには偉そうに話そうと思っている(笑)
 

2013年8月3日土曜日

幼虫と糞 (Why do not cover the poo?)


モンシロチョウの糞のそばを探すと幼虫が見つかる
唐突な話ではあるが、ある本に、戦争中にアメリカの兵隊が「日本人はなぜ、あんなにまで米を食べる事にこだわるのだろうか?」不思議がったというエピソードが書いてあった。つまり、ジャングルでも夕飯時になると、日本の軍隊は必ず米を炊くために火をおこすから、煙が上がり軍隊が野営している位置が手を取るように分かってしまう・・・。それなのに何故???と米兵が不思議がったというのである。
さて、幼虫が作物を食べてしまうので退治をするのだが、幼虫は必ず糞をするので、糞があるところを探すと必ず捕まえることが出来るのだ。なぜ、糞を隠したり、違う場所に行って糞をしないのだろう・・・、私は米兵のように不思議だと思っている。

葉を巻いて中に住んでいる

葉を開くと中に幼虫と糞が・・・・

  ところが、最近オクラに付く幼虫が葉を巻いて、その中に住み、糞を巻いた葉の中でしているのを発見した。私の考えに賛成をしたのかな(笑)しかし、私にも見つけることが出来たように、葉を巻いているので、オクラの葉の形が変形していて、すぐに変だと分かってしまうのだ。
わたしは「無農薬」にこだわる気持ちは全くないが、収穫が近づくと「出来るなら殺虫剤をかけない方がいいな」と思っているので、幼虫が見つかるヒントが何処かにあると有り難いというのが本音だ。