今日から10月だ。10月の花札はもみじ。で・・・、花札では何といってもシカとモミジが描かれた札が有名だ。(上の写真の左端)
無視する事を「シカト」とか「シカトする」とか言うのは、この花札が語源と言われているらしい。「シカト」は「鹿十(しかと)」から来ているとされ、絵柄の鹿がそっぽを向いている所から「知らないふりをする」⇒転じて無視するとなり、鹿の札は十月の花札のために「鹿」+「十(月)」でシカトとなったといわれている。
そして何度も同じことを話題として申し訳ないのだが、「October」の「Oct」は「Octopus」(タコ)で分かるように「8」の意味があり、本来は8番目の月であったのだが、7月のJulyはユリウスカエサル(Julius Caesar)が、8月のAugusutは皇帝Augustus(アウグストゥス)が、自分の名前を月の名前 (Julius→July / Augustus→August) にしたことによって、9月以後が2つずつ後ろにずれてしまって、本来の名前の意味とおかしくなってしまたと言うわけだ。
神無月とも呼ばれている。高校生の頃に「神無月のころ、来栖野といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入ることはべりしに、 はるかなる苔の細道を踏みわけて、心細く住みなしたるいほりあり。 」(吉田兼好 徒然草)を古典のT先生に暗記させられたことを思い出す。(今声に出してみたら、神無月のころ、来栖野といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入ることはべりしに・・・・」までしか頭に浮かばなかった。
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