私はズボラなのだが、 畑を貸してくれているお爺さんはマメで、本当に良く雑草取りをしている。(草を刈る道具の鎌を使って、雑草を根から取るのだが芸術的ですらある。)「もう少し大きくなってから抜いたら楽じゃないの?」と私が揶揄しながら言うと「百姓が雑草を生やしていたら笑われちゃうわ!!」とカラカラと笑う。
何か自分が笑われてるような気分になって今日は玉ねぎの所に生えてしまった雑草を抜いた。面倒な作業なのだが雑草だらけの畑が(写真上)雑草が全くなくなってしまうと(写真下)とても気持ちがいい。
鶴岡千代子さんの詩を
せっかく 花を さかせても
せっかく 葉っぱを ひろげても
ふりむいていく 人はない
それでも 平気さ みんなして
むんむん草むら つくってく
どんなに のどが かわいても
どんなに ほこりを かぶっても
水など くれる 人はない
それでも 平気さ 上むいて
のびたいほうだい のびていく
オオバコ ハコベ ヒメジョオン ちゃんと名前がついてても
よびかけてくる人はない それでも平気さ いつだって きらきらしながら 生きていく
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