前回チャボのことを書いた。昔飼ったことがある「桂ちゃぼ」の写真を見ていたらその頃のことを思い出した。思い出はたくさんあるのだが、あまり知られてないことを中心に書いてみようと思う。
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喧嘩をする軍鶏 |
チャボは見たところはニワトリとそっくりで、ウサギほどの大きさの(ニワトリを小さくしたような感じ)鶏なのだが、卵を孵すのが得意で、自分の卵に限らず他の種類の鶏の卵も暖めて雛を孵すことが出来る特技の持ち主なのだ。チャボが自分の卵を暖め始めたら、こっそり他の種類の卵を入れてしまう。チャボは数を数えることが出来ないから「あれ、卵が増えたぞ」なんて疑問に思わないし、卵の大小にも無頓着で他の種類の鶏の卵も構わずに暖めてしまうと言うわけだ。
私はその頃知り合いから貰った「軍鶏(シャモ)」の卵を抱かせたことがある。軍鶏は闘鶏に使われる気が荒い鶏でしばらく飼っていたのだが、ヒヨコの頃から仲間同士で喧嘩ばかりしていた。
またある時は、アヒルの卵を抱かせたこともあった。こちらは卵から孵ったら大きな声で「ガーガー」と鳴くのでビックリした様子だったし、庭に放すと、池にアヒルの子は飛び込むので、チャボはビックリして(自分の子どもだと思っているから)「コーコッコ」「コーコッコッコ」と池の周りを鳴きながら回って大騒ぎをしていた。可哀想になってイタズラ坊主の私も結構反省をした。
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